7話 意外にできた ページ9
『《魔界より選ばれし者よ…我が喚ぶ、
死ぬ程厨二臭いけど仕方ない。
パアァ、と光だして現れたのは…
pk「あ、君が僕を喚んでくれたの？ぴくとです！よろしくね！」
ハッキリとした、人型の悪魔だった。
『よろしく。私はハルマイト・Aよ。私の使い魔になってくれるわね？』
pk「いいよ！あ、言い忘れてたけど俺魔神だから！」
？？？？？
んん？
魔神…確かこの世界での伝説のひとつ…だったかな？
何で喚べたんだ？
…まあいいか(思考放棄)
ni「魔神？伝説の？待てよ、例が無いんだが…伝説通りならこの辺り焦土になるぞ…？」
…兄さんがブツブツ言ってたのは気にしないでおこうかな…
pk「んー、流石にこのまま居たら目立つからちょっとじっとしててもらっていい？」
『？いいわよ？なにをするの？』
フワッと柔らかな光がぴくとを包んだと思えば、私の髪に小さな髪飾りとして付いていた。
pk〈どう？これならいつでも話せるしいいでしょ！話す時は魔力を込めて話せば俺にだけ聴こえるよ！〉
〈凄いわね…これからよろしくね？〉
pk〈よろしく、Aちゃん！〉
─────
少し遡り＊ぴくと視点
pk「うーん…暇だなぁ…」
生まれた時から俺は上位魔人で魔人と悪魔の王、魔神になることが決まっているような立場だった。
魔神になるのは魔人としての強さの憧れで嫌ではなかったけれど
とにかくつまらなかった。
ある日、俺の城で働く悪魔の何名かの反応が消え始めた。
分からなかったから見に行くと、人間の召喚魔法陣だった。
伊達に魔神やってないからすぐに分かるけど…
そう思っていたら急に足元が光りだした。
pk「っえ、待ってこれ召喚されr」
抵抗虚しく喚ばれて…
召喚主は、見た事のないくらいに美しく、一目で心を奪われた。
彼女はハルマイト・Aって言うらしい。
素敵な名前で…
それ以上に離れたところから感じたAちゃんへの敵意。
魔神としての力をいくら使ってでも…護ってあげるからね。
いつでも護れるように白い奴の見た目をした髪飾りに変化する。
このままでも…上位魔人くらいの力は持ってるからね。
絶対、護るよ。
愛しい俺の
8話 大好きなお義姉ちゃん rd視点→←6話 時間が経つのは早いもので
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得磨(えるま) - Mentaikoさん» ありがとうございます。非ログですが頑張ります。 (2022年12月11日 20時) (
レス) id: acc2362812 (このIDを非表示/違反報告)
Mentaiko - とても面白いです！更新頑張ってください！！ (2022年12月11日 9時) (レス) @page11 id: 098621680f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：得磨(えるま) | 作成日時：2022年12月4日 19時
