第106話 ページ19
nosid
A達は、屋敷内にいる人全員を集め、話を聞いていた
「俺は殺してない」
鬼崎(41)博徒。恐喝の前科あり
「私はやってない。本当だ」
鵜飼(28)カストリ雑誌記者。管理人の従兄弟
「僕は殺していません……」
礼田(18)書生。館の雑務も行う
「何故私が疑われなくてはならないの!?」
御上(19)元華族の令嬢。単身旅行中
「「………」」
与謝野「あー……事件当時の不在証明(アリバイ)は?」
鬼崎「部屋で一人寝てた」
鵜飼「炊事室で暖炉用の薪を割っておりました」
礼田「書庫で調べ物を……この館の怨念、片眼の猫“Pluto”について」
御上「何故私が弁解など!高が施設つきの館医の癖に何様のつもり?」
ズドンッ
貴「(ビクッ」
与謝野「ふぅん?」
御上「お……思い出しました!替えの服を頂きに管理人さんの部屋へ!」
与謝野「被害者の?」
御上「もう少し私に似合う服をと……でも返事がなくて。確か殺害の三十分程前ですわ」
「「…………」」
礼田「矢張り……事件現場の壁に書かれていた片目猫“Pluto”の怨念では……」
鵜飼「真逆!この時代に怨念など……私の推理によればこれは、糸を使ったトリック!鍵は被害者の服。唯一の合鍵も直前まで使われていませんでした。犯人は管理人を殺し、鍵を奪って外から施錠。その後天蚕糸(テグス)を使って、ドアの隙間から鍵を管理人のポケットに戻す。天蚕糸は窓から捨てる。如何です探偵さん!」
江戸川「莫迦か君は?」
「「…………」」
224人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ただのバカです - 結構前のだけど、読んでますかね?こちらの作品全部読みました。とても面白かったです!まだ更新停止状態でしょうか?結構前ですので心配です。続き楽しみに待ってます。 (2022年11月24日 1時) (レス) @page31 id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)
珀麓(プロフ) - 刹那さん» コメントありがとうございます!!すみませんほんっっっとうにありがとうございます!!!落ち着いたらまた更新を再開させていただきます! (2017年3月16日 21時) (レス) id: 5835f903b9 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - とっても面白いです!更新気長に待ってます!テストと部活頑張って下さいね! (2017年3月16日 21時) (レス) id: 7c1d45a73f (このIDを非表示/違反報告)
珀麓(プロフ) - あかりんさん» コメントありがとうございます!正解です!! (2017年2月6日 6時) (レス) id: 5835f903b9 (このIDを非表示/違反報告)
あかりん - 助けてくれた人多分中原チュヤさんだと思います (2017年2月5日 22時) (レス) id: 178b2b96d0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:癒々鋪 x他1人 | 作成日時:2016年6月5日 17時