【刀剣乱舞】短刀の中で最も強いと言われている刀【男主】弍

陸拾壱 ページ17

乱sid



「………っ…蛍丸さんっ！！！……このっ…！！！」



ボクは、蛍丸さんを斬った敵が許せなくて、憎くて



「………………死ねっ！！！！」



すぐに殺った



「っ！！蛍丸さんっ！！！」



急いで、蛍丸さんの元へ向かった。彼は、今にも息絶えそうなくらいの深傷を負っていた



「蛍丸さん…！！しっかりして…！！敵はもう倒したよ！！だから、だから帰ろう！！主さんに急いで手入れしてもらおう！！！」



ボクが、蛍丸さんにそう必死に呼びかけていると、蛍丸さんは悲しそうに微笑んで









蛍「もう、もういいんだ……あぁ、見て。蛍がいっぱい飛んでて……きらきらしてるよ……きれいだね……」






そう言ったあと、静かに眼を閉じた




「蛍、丸さん……？ね、ぇ……嘘、だよね……？眼、覚ましてよ……！！」



彼はもう呼んでも返事をすることはなかった






五「…うっ、うわぁぁん！！！ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい！！僕の、、僕のせいでっ……！！！」



五虎退は、大声で、蛍丸さんに泣きながら必死に謝っていた



…ここで、こんなことしてても辛いだけだ……



ボクはそう思い、蛍丸さんの本体を持って、皆に帰ろうといい、本丸へ向かった







数十分後、本丸についた。ボクは急いで主さんの部屋へ行き






合戦場であったこと、蛍丸さんが折れたことを伝えた



主さんは、怒りも悲しみもせず、ただ



雫「…そう。教えてくれて、ありがとう。辛かったわよね…ごめんなさい。さあ、早く手入れをしましょう」



とだけ言った



ボクはその後手入れをしてもらい、自室へと戻り




静かに、泣いていた＿＿＿＿＿

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