KZ お泊まり会！！！

お金持ち！ ページ6

私は学校が終わったあと急いで私服に着替えて秀明バックとお弁当を持って秀明に直行した
その後自分の席に荷物を置いてから急いでカフェテリアに向かった

ああ成績上がって欲しい

カフェテリアにはみんなが揃っていた
後で黒木くんに聞いたらじゅうにふんくらいまえについていたらしい
早い！

「議題は？」

小塚くんが聞いた

「それはだな」

やっぱりタメが長い
一生治んないんじゃないかな
まあそれが若武だよね
そう思って若武を見ると若武はニコッと微笑んで言った

「どこに泊まるかだ」

微笑んでいうことじゃないよね、これ

みんなも呆れていた
特に上杉くんが
だけど忍だけ普通だった

「なんでみんな呆れてんの？
　だんだん決めてくんじゃなかったの？」

頭やっぱり普通じゃないね

「野宿する羽目になったらどうしてくれんの」

まあそうなるよね私もどーすんのよって思ったもん

「そうなったら俺の家に泊まればいい」

え、観光とかしないの？
でも私がそう言っても何も留まる場所わかんないから提案できないんだよね

「俺琵琶湖の方に別荘ある」

「俺は軽井沢と伊豆かな」

「伊勢志摩とか？」

「江ノ島の方しかない」


え、みんなすごい
そんなみんな別荘持ってるの？お金持ち！
じゃあ野宿はないかもね

若武の方を見ると迷ってるようだった
こんなにあったら迷うよね

キーンコーンカーンコーン

あ、教室行かなきゃ
急げー

聞こえなかった→←どーすんのよ！

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