家出したら、呪詛師になっちゃった☆【呪術廻戦】

◆家出してやる！！！ ページ2

・

「お前は！あとを継ぐだけに生まれたんだ！！お前の生きる意味など、それで、十分だろう！！」

『はあ！？ざっけんな！！好きでもねぇ女と、結婚なんざ、するわけねぇだろ！？』

なんだ？ついに、頭が逝かれたのか？

あとを継ぐ？

好きでもねぇ女と結婚？

嫌だね！！

これだから、このオッサンは嫌いなんだ…

もう、本当にいや……


というわけで

『家出してやる！！！』

神禪A、15歳！

家出しまーーーす！！！！！


ｻﾞｱｱｱｱｱｱｱ

雨、どしゃ降りじゃねえか！！！！

どうした！？急に雨のバケツ、ひっくり返したのか！！！！


«台風が迫ってきています。»


台風だったわ。

まあ、

『関係ない！！！！！』

家出に、天候など関係あるか！！！

スキップしてたけど……

住むとこ、ねぇな。

ヤベェな！！

どうしよ！！

とりあえず、

公園のベンチに三角座り。

というか、俺、馬鹿じゃん！

傘もレインコートもないんだけど！？

ショルダーバックには、ハンカチと、
スマホと、ピストルと、飴玉10個。

使えるものがないｯｯ！！！

あからさまにズーンとした感じを出しながらうつむく。

と、

ふと、雨があたらなくなった。

目線を上に上げると傘だ。

『？？？』

？「おや？何をしているんだい？こんな時間に、子供が。」

誰だ！？！？

よし、猫被ろ。

口数の少ない、訳あり君を演じよ。

『家出……してきた………』

？「ええ！？じゃあ、俺達と来る？」

うっそん！

猫、被んの辞めよ！！

『いいの！？』

真「いいよ！俺は真人。こっちは、夏油。」

傑「夏油傑だよ。君は？」

『神禪A！』

真「神禪って、禪院家と五条家の人が両親の息子ってこと？」

『うん！そうだよ！！』

傑「へぇ。でも、真人。私達と一緒に来るということは、彼は呪詛師になってしまうよ？」

真「う〜ん、確かに。Aはどうする？」

『呪詛師、上等！！いいよ！呪詛師でも！』

真「うわ〜、君、面白い！！すごい、気に入った！！」

ん？なんか、知らんが気に入られたよ？

まあ、どうでもいいか。

というか、

めっちゃ、楽しみ！！

早く行きたい！

外、寒い！！

この人たちは、いい人！

な、はず！！

ーーー
続く。

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