いつも近くに（小島/）10 ページ27
(Aside)
大晴「A、泣いてたんか？」
『…けんちゃんがおしりぺんぺんしたから…』
唇を尖らせて言いつけてみた。
大晴「え！？そうなん？なんで？」
小島「違う違う違う、いろいろあんねん」
『お風呂入り行こー。たいちぇもいっしょ行こ？』
大晴「ああ、そうやな」
裸になって風呂場に入ってったら、
たいちぇがおれの後ろ姿を見て、
大晴「うわっ、めっちゃ指の跡ついてる！」
て指さした。
『うそっ！？』
自分で振り返っておしりを見てみたら
お尻の下の方にくっきり指の跡がピンク色に残ってた。
小島「うわ…ほんまや」
大晴「どんだけなん？笑
こじけん、意外と鬼やな」
小島「ちがう！そんななると思わへんかってん」
『あーあ、おしり痛いから今日寝られへんなぁ。
いっしょ寝よ？』
大晴「泊まり来てほしいだけやん笑」
『おん、そお』
小島「ええけど」
『やった！』
いつも近くに居るけんちゃんが、
他の子たちに取られて少し遠くに行ってしまった感じが
してたけど、
やっぱり、泊まりきてもらったり
いつも近くに居るのは変わりない。
けんちゃんが近くに居るのは安心する。
大晴「早よ体洗って入り？」
『はぁい』
テキトーに流して湯船に入ろうとしたら、
小島「A、まだ背中泡だらけや」
って笑われて後ろから背中にシャワーを掛けられた。
小島「世話焼ける9歳やな」
『ふふっ』
世話焼ける9歳で居ってええ幸せが
いつも近くにあって、いつもどおり。
それがほんまに、いつの間にか、いつもと同じ。
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らずべりー(プロフ) - そうだったんですか!ゆっくりで大丈夫なのでまた更新されるの楽しみにしてます！！ゆっくり休んでください！ (2023年2月6日 18時) (
レス) id: ed9e9b713f (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - 体調不良など諸々あって更新できておらず楽しみにしてくださっている方には申し訳ございません。 (2023年2月5日 21時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年2月3日 1時
