A! と驚く僕の夢7 (ページ34)

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おれだけ（正門/）5※ ページ34

(Aside)

正門くんが椅子を引き出すのを、
おれは焦りながら見てた。
『…っっイヤや…もうせえへんからぁ…っ』
声が泣きそうになる。

正門くんが椅子に座ると、
おれは正門くんの前に下ろされて立たされた。
正門「A。反省して自分でお尻出してここに来れるんやったら、お尻ぺんぺん30回で許したる」
膝の上を両手でぽんぽんたたいて言われた。

『さんじゅっ……！』
30回…！？3回でも痛いのに30なんて無理や…！

正門「みんなからの電話もメールも無視しててんから、
悪いことやってわかってたやんな」

『っっごめんなさいぃぃぃ…っ…おしりぺんぺんはイヤやぁ…っ』
お尻を両手で隠して後ろに下がったら、
腕を掴まえられた。

正門「あと5秒だけ待つで。5、4、3、2、1、」

そんなん言われても無理やってぇぇぇ…っ！

体を捩って逃げようとしたら、
腕を引っ張られて背中を押されて、
気づいたら正門くんの膝の上にうつ伏せに乗せられてた。
『イヤやぁぁぁぁっごめんなさいぃぃぃぃ…っっ』

正門「今泣くぐらいなら最初からサボるんやない。学校サボるなんて10年早いで。」
言われながら、おれの手を退けられて
お尻をスルッと出された。

『あぁぁぁぁ…っ』
お尻がスースーする感じに、もうアカンと思った。

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ！！
『っっっ！！ヤぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ』

お尻の下のほうの一番嫌なとこを
速く何回も叩かれて、痛すぎて涙が出て
勝手に手足がバタバタなった。

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
『あぁぁぁぁぁぁっっうわぁぁぁぁぁぁんっっ！！ごめんなさいっっごめんなさいぃぃぃっっいやぁぁぁぁぁっっっいたいよぉぉぉぉっっ！！うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ』

どんなに足をバタバタさせても全然手は止めてもらえなくて、おれは体を捩って手を伸ばしてお尻を庇った。
もう赤くなったお尻が見える。
『ごめんなさいぃぃぃぃっっもう…っもうせえへんから…っっ正門くん…っゆるしてぇぇぇっっうわぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！！』

正門「自分からここ来れてたらもうとっくに終わりやったけどな」