A! と驚く僕の夢7 (ページ22)

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涙を拭っていこう（リチャ/、誠也/）6※ ページ22

(誠也side)

Aはいきなり泣き出した。
足痺れて動けへんみたいやけど、
それでも腕を引いて抵抗しとる。

誠也「那波に喧嘩売って
リハ遅らせたんやから、
お尻ぺんぺんやで」

膝の上に引っ張り上げて、
練習着のジャージと白いパンツを下ろすと、
Aの小っちゃいお尻に、
さっきのリチャの手形がまだいくつか残ってるのが見える。

『うぇぇぇぇぇぇんっっイヤぁぁ…っ…おしりぺんぺんイヤぁぁっっ』

誠也「A？お尻ぺんぺんイヤなだけで何も反省してへんやろ。」
Aのお尻に手を乗せたまま話した。

『だって…っ…っ…』

誠也「那波がAのアイス食べたから、自分は悪ないって？」

『……』

誠也「そんなんAも引っ込みつかんだけちゃうの？
この前、Aが那波のカップ麺食べたとき那波はすぐ許してくれたやろ」

『…っそおやけどぉっ…でも…っ』

誠也「それにな、那波と喧嘩してても、リハに集中せんと途中で取っ組み合いの喧嘩なんかしたアカン。みんなに迷惑かけたやろ、少し怪我もしたしな」

『でもっ…っ…でもぉぉっ…』

パァンッッ！！
『っっ！いたいぃぃっっ！！』

誠也「まだ反省してへんのか？」

パァンッッ！！
『いたいよぉぉっっ』

誠也「お前がひとりで怒って喧嘩売ってたやろ。見てたで」

パァンッッ！！
『ひぁぁっっいたいぃぃっっ』

お尻の真ん中を叩くとAが身を捩って泣いた。
たぶんほんまは悪かったってわかってるはず。

パァンッッ！！
『うわぁぁぁぁぁぁんっっいたいよぉぉっっごめんなさいぃぃっっ』

誠也「何がごめんなさいなん？」

パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！
『あぁぁぁっっあぁぁぁぁぁぁぁっっ！！』

足の付根に近いところを軽めに連打したら、
Aがジタバタして右手をお尻に伸ばした。
その手を掴んで押さえつけて続けて同じところを叩く。

『あぁぁぁぁぁっっごめんなさいっっいたいよぉぉぉっっ！ごめんなさい！ごめんなさいぃぃぃっっうわぁぁぁぁぁぁんっっもうリハんとき喧嘩っ…しなっ…いぃぃぃぃぃっっ』