いつもどおりが落ち着く（誠也/空野）3 ページ8
(晶哉side)
誠也「“食うな”なんか言うてへん。
少し座っとき。5分間反省せえ。」
『……。。。』
む、っとして拗ねた顔で返事もせえへんA。
誠也「A。ホンマにお尻叩くで？」
Aは焦って『すわる！すわるからっ』て
慌てて壁向いて座った。
小っちゃい子みたいにムズムズして
座っとるAに、
誠也くんが「5分経ったら声かけるから。
それまで喋ったアカン。動いてもアカンで」
『〜っ…はい……。』
リチャ「5分て5歳児なん？」
誠也「5歳より落ち着きないやろ」
リチャ「まあな」
誠也「5分座っとったらええほうや」
リチャ「5分座られへん10歳おる？」
誠也「まあ、ええやん。危ないねん、少し落ち着かせな」
固定カメラ入ってたから、
俺が「あっちに座らされとる子、ひとりいます。」
てカメラの前で、後ろのAを指して
言うてみた。
不自然に向こう向いて座っとるから。どう見ても。
晶哉「興奮しすぎてケータリングひっくり返して反省させられてる子います」
大晴「何してんの？」
晶哉「Aの中継」
大晴「中継すなや」
晶哉「どう見てもおかしいやん、この画」
『お兄ちゃん何も言わんとってー』
誠也「A、座っとき」
『はぁいっ…』
やけくそ気味のAの返事。
大晴「せーやくんに怒られてまーす」
言うてる大晴くんが一番悪ノリして楽しそうやけど。
小島「A、あと3分。」
『………。』
小島「足ずっっと動いてるな」
『…けんちゃん、なんも言わんとって、しゃべったアカンから』
小島「喋ってるやん」
『っけんちゃんが話しかけるからぁっ』
誠也「A、まだ。黙っとき」
『ほらー、せーやくんにおこられたやんー』
小島「自分のせいやろ」
『むー…』
小島「あ、フレンチトーストうまそ」
『あー！おれのもとっといてー！』
結局、ムズムズ動いたり
途中喋ったりしとったけど、
なんとか5分経ったみたいで。
(誠也side)
興奮するんはわかるけど
あまりに度を超えた興奮で
空野が自分で自分を抑えられへんようなってるんが
ようわかる。
強制的に少し静かにさしとけば
落ち着くか思ってんけど。
誠也「A、5分経ったけど」
『……おん…』
恐る恐るみたいに空野はこっちを向いた。
誠也「反省したん？」
『…おん……』
いつもどおりが落ち着く（誠也/空野）4→←いつもどおりが落ち着く（誠也/空野）2※
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めぐみ(プロフ) - Xフォロリクしてくださる方、ありがとうございます、公式垢フォローしていない鍵垢からフォロリクお願い致しますm(_ _)m (1月18日 16時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - ぬまさん» はじめまして。コメントありがとうございます。6人のままだった過去の空野くんのお話も書ける元気が出たら書きたいです。Xのアカウントありますよ。シリーズ15の「リクエストについて」にXのDMのリンク貼ってあります。 (1月4日 16時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
ぬま - めぐみさんはじめまして。めぐみさんのお話すごく大好きです。これからもお話書かれますか？できればまだ6人のままのお話書いていただきたいです。あと、Xとかインスタのアカウントなどありますか？またお話読めるの楽しみにしています。 (1月4日 1時) (レス) @page49 id: 55091354e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年11月25日 22時
