いつもどおりが落ち着く（誠也/空野）2※ ページ7
(晶哉side)
誠也「ここで跳ぶな。ゆっくり歩いとき。危ないで。」
『はい』
返事はしたけど、
Aはそわそわ。
『わー！こっちにパインジュースあるー！』
Aがジュースに大喜びして飛び跳ねてくるくる
回っとったら、
Aの腕が後ろのケータリングに当たって
スクランブルエッグの大皿ごと
ガシャーンっとひっくり返った。
小島「大丈夫か」
大晴「何してんねん、怪我してへん？」
あまりに大きい音やったから、
2人がAのところに飛んできて、
それぞれ、しゃがんで目線合わして
少し卵まみれのAの服を布巾で拭いたったり
しとる。
『だいじょーぶ……』
さすがのAもびっくりして
勢いがなくなった。
俺がそっと床を片付けとったら、
スタッフさんが来て代わってくれた。
幸い、Aにも誰にももちろん怪我はなく、
料理が一品ダメになったんと
Aの服が少し汚れただけ。
誠也「A。」
『…はい。。。』
目の前に来た誠也くんを見上げて、
Aは、やってもた…みたいな焦った顔で
緊張した表情。
誠也くんはAの腕を引っ張ってって、
反対の手で壁際に椅子を持ってった。
それで、Aはそれだけできっと、
めちゃめちゃ焦っとって。
『せーやくんっ、せーやくんっ…ごめんなさいっ…
おしりぺんぺんイヤや…っ…せーやくんっ』
一応ちゃんと付いていきながらも、
見上げて焦って早口で喋る。
でも誠也くんは椅子を壁向けて置いて、
Aのお尻を不意打ちで一発
バチンッ
と叩いた。
『っっいたいっっ…！…っ…ひ〜………』
跳び上がって、涙目で両手でお尻をさすって
唇を歪めるA。
誠也「「落ち着き」言うたやろ。
さっきから走ったり跳んだりしすぎやねん」
『…はい…っ…』
涙目で下を向くA。
誠也「そこ座り」
『え…？』
壁側を向いた椅子を指して言われて、
お尻ペンペンやと思ってたAは
いつもと違う展開に戸惑っておろおろ。
誠也「そこ座っとき。そうやな、5分でええな。
黙って座って反省せえ。」
『え…いやや。』
Aっ、ほんまに……
一発お尻ペンで済んでんから、
言うこと聞き？“イヤ。”ちゃうねん。
何考えとるん？
誠也「…お尻ペンペン100回しとくか？」
『いやや！いや！！』
誠也「それやったら、そこ座り。
少しじっとしとき」
『いややぁ。おなかすいたぁ』
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めぐみ(プロフ) - Xフォロリクしてくださる方、ありがとうございます、公式垢フォローしていない鍵垢からフォロリクお願い致しますm(_ _)m (1月18日 16時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - ぬまさん» はじめまして。コメントありがとうございます。6人のままだった過去の空野くんのお話も書ける元気が出たら書きたいです。Xのアカウントありますよ。シリーズ15の「リクエストについて」にXのDMのリンク貼ってあります。 (1月4日 16時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
ぬま - めぐみさんはじめまして。めぐみさんのお話すごく大好きです。これからもお話書かれますか？できればまだ6人のままのお話書いていただきたいです。あと、Xとかインスタのアカウントなどありますか？またお話読めるの楽しみにしています。 (1月4日 1時) (レス) @page49 id: 55091354e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年11月25日 22時
