いつもどおりが落ち着く（誠也/空野） ページ6
(空野くん小5設定)
(晶哉side)
『東京っ♪東京っ♪』
正門「A、落ち着き」
『は〜い』
今日は、初めての、東京でのアリーナ公演の前日。
Aは、誰に言われても止まられへんぐらい
興奮しとった。
大晴「昨日、Aの寮泊まってよかったわ……。全っ然寝つかへんかって、寝かしつけ大変やった。。。」
ほんの少しだけ
恥ずかしさも芽生える年になってきたAに
配慮して大晴くんが小声でボヤいとった。
10歳児の寝かしつけて何なん？
とはもう思わへんぐらい、
興奮しとるときとか寝つかれへんときのAも
何度か見たし、
あの手この手で手慣れたように大晴くんが
寝かしつけとるんも今まで何度も見た。
その大晴くんが大変やった言うぐらいやから、
ほんまに大興奮状態やった昨夜のAが
想像つく。
初めての会場やし、
会場着いた途端、Aが目を輝かせて、
ダーッと廊下を走り出して、
『わーっ、ここにもっ、ここにもお部屋あるっ、
ここもっ、きれー！』
ていろんなドアを勝手に開けながら
走ってった。
それをダッシュで追っかけて止めようとする大晴くんと、
リチャ「A、廊下走ったアカン」
言うてるリチャくん。
大晴くんに捕まって後ろから羽交い締め状態、
いや、包みこまれて押さえられとるAは
それすら楽しそうにキャッキャ笑っとる。
小島「A、興奮しすぎやな」
誠也「小島とめたげてや」
小島「いや、俺の手には負えないです」
苦笑いの小島くん。
誠也「それやったら誰がとめんねん」
誠也くんが突っ込んだところで、
向こうから『けんちゃーん！！
楽屋のイスきれー！！』て
大声でAが呼んどる。
小島「わかったわ！
そんな大声で言わんでも聞こえる！」
Aに追いついてった小島くんが
「少し落ち着き。深呼吸とかしたらどうなん？」
て一応言うてる。
『しんこきゅうな……なぁなぁ、これ、名前書いとこー』
小島「全然聞いてへんな」
晶哉「A、落ち着き、て」
『おちついとるっ』
晶哉「どこが」
そのあと、
興奮しすぎなAも引き連れて、
ケータリングルームへ。
誠也「いい加減落ち着け」
『はぁい』
ニコニコして返事をしたはいいものの、
Aは、ぴょんぴょん跳びはねるようにして
ケータリングルーム内を移動しとった。
誠也「おい、空野」
『はいっ』
誠也くんに腕を掴まれて、
ニコニコして見上げた。
いつもどおりが落ち着く（誠也/空野）2※→←一発で聞かない子（正門/空野）5
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めぐみ(プロフ) - Xフォロリクしてくださる方、ありがとうございます、公式垢フォローしていない鍵垢からフォロリクお願い致しますm(_ _)m (1月18日 16時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - ぬまさん» はじめまして。コメントありがとうございます。6人のままだった過去の空野くんのお話も書ける元気が出たら書きたいです。Xのアカウントありますよ。シリーズ15の「リクエストについて」にXのDMのリンク貼ってあります。 (1月4日 16時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
ぬま - めぐみさんはじめまして。めぐみさんのお話すごく大好きです。これからもお話書かれますか？できればまだ6人のままのお話書いていただきたいです。あと、Xとかインスタのアカウントなどありますか？またお話読めるの楽しみにしています。 (1月4日 1時) (レス) @page49 id: 55091354e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年11月25日 22時
