いっしょに寝えへん！（大晴/空野）4 ページ34
(小島side)
大晴「那波ひとりやろし、那波んとこ居るわ」
小島「わかったー」
大晴「はーい」
俺も、各停乗って次の駅で急行乗り換えたけど、
Aはどこまで行ったんやろ。
(Aside)
あかん。。。
ここ、来たことない駅。。。
電車降りたけど、どこかわからへん。
ぜったいちがう。
どないしよ、おなかすいた。
ホームのベンチに座って、
リュックから何か出そうおもった。
でも。たべもん入ってへん。。。
きがえの服ばっかぎゅうぎゅうに入ってる。。。
どないしよ。
ぐ〜…ておなかがさみしい音をたてた。
どないしよ、けんちゃんとこ、行かれへん。。。
これ、はんたい方向の電車のったら、
寮にかえれるんやろか。
どないしよ。外真っ暗や。
ずっと、考えて、
そのベンチにすわっとったら、
駅員さんがちかづいてきた。
「ぼく、迷子なん？だれか待っとるんかな？
誰と来たん？」
う〜…まいごやけど…
そんな小っちゃい子ちゃうのに……。
『あ…えと…ひとり……です…』
「どこ行く途中？」
『…けんちゃんち……』
「そうかぁ。ぼく、けんちゃんちは何駅かわかる？」
『わからへん……』
「ほんなら、おうちの人に、迎え来てもらおか？もう夜やし」
『……』
泣きそうになって駅員さんを見上げた。
「おうちの電話番号、わかる？」
『わからへん…』
そう言うてから、
ハッと思い出した。
今持ってる、いつも使っとるリュック。
内側のポケットに、
“まいごカード”いうんを、
リチャくんが入れてくれてたんやった。
“迷子なったらここに書いてある電話番号に電話しい”言うて。
『…わかるかも…！』
「わかるかな？それやった電話してみよか」
リュックに手を入れて、
手探りでカードを探してリュックから出して、
カードをケースから出した。
『…あった…！ありました！！』
「それやったあっちで電話しよ。」
駅員さんが、せいふく着た人いっぱい居るとこに
つれてってくれた。
駅員さんがいっぱい居る部屋で
いすに座らしてもらった。
「どの番号に電話したええかな」
そう言われて、
カードに書いてある番号を見る。
1番上にリチャくんの電話番号も書いてあるし、
2番目に寮の電話番号と、
3番目にマネージャーさんの電話番号も書いてある。
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めぐみ(プロフ) - Xフォロリクしてくださる方、ありがとうございます、公式垢フォローしていない鍵垢からフォロリクお願い致しますm(_ _)m (1月18日 16時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - ぬまさん» はじめまして。コメントありがとうございます。6人のままだった過去の空野くんのお話も書ける元気が出たら書きたいです。Xのアカウントありますよ。シリーズ15の「リクエストについて」にXのDMのリンク貼ってあります。 (1月4日 16時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
ぬま - めぐみさんはじめまして。めぐみさんのお話すごく大好きです。これからもお話書かれますか？できればまだ6人のままのお話書いていただきたいです。あと、Xとかインスタのアカウントなどありますか？またお話読めるの楽しみにしています。 (1月4日 1時) (レス) @page49 id: 55091354e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年11月25日 22時
