いっしょに寝えへん！（大晴/空野）3 ページ33
(Aside)
電車…これでええんやっけ…？
けんちゃんに電話しよ思たら、
スマホなかった。忘れてきたんや。
今さらとりにかえれへん……。
たぶん、この色の電車。。。
絶対、けんちゃんとこ行くんやもん。
那波くんとこ帰らへん。
リュックの肩紐を両手でギュッと持って、
電車に乗った。
(小島side)
俺は、すぐ家を出て
Aの寮に向かった。
とりあえず、Aが来る行程を間違わんかったら、
途中で会う可能性に期待して。
行く途中で大晴に電話した。
小島「大晴？」
大晴「何？」
小島「A、迷子なった」
大晴「えー？なんなん？もう門限過ぎてるやん」
小島「どーでもええことで那波と喧嘩して、
門限過ぎてから出てってもうたんやって」
大晴「うわ。。。心配やな。Aと連絡取れたん？」
小島「スマホ、寮に置いてったらしいで」
大晴「アホなん？」
さすがに、電話の向こうの大晴も
呆れ笑いしか出てへん。
小島「な。アホやんな」
大晴「どうやって探すん？」
小島「なんや俺んち行く言うて出てったらしいから、とりあえず俺は俺んちからAの寮に向かっとる」
大晴「そうなんや。じゃあ…俺はAの寮の周り探しとくわ」
小島「おう、頼むわ」
案外すぐ見つかったりせえへんかなぁいう期待もあって、
大晴にだけ連絡して探し始めた。
それで、しばらく
俺が電車乗ってボーッと窓の外見てたら、
途中駅で停車してるときに
急行の電車が通り過ぎてった。
……え！？今のAちゃうん！？
俺、動体視力良すぎん！？
あの小っちゃいAが急行のドアんとこ立ってるん
見えたで！？
…その急行やった俺んち着かへんけどな。
とりあえず、俺は電車を降りて、
反対側のホームに行ってAが向かったほうに
乗り換えた。
ついでに大晴に電話した。
小島「大晴？A、見つかった」
大晴「え、凄ない？」
小島「見つけたんやけど、走っとる反対方向の電車乗っとるAをこっちから見ただけやから、これから違う電車で追っかける」
大晴「……それ、Aは電車間違えたんやんな？」
小島「間違えとる。どこで降りる気なんかわからへん」
大晴「あー…わかったわ。」
小島「とりあえず、大晴どうする？」
大晴「んー…一緒探してもあんま変わらへん気ぃするな」
小島「な。」
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めぐみ(プロフ) - Xフォロリクしてくださる方、ありがとうございます、公式垢フォローしていない鍵垢からフォロリクお願い致しますm(_ _)m (1月18日 16時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - ぬまさん» はじめまして。コメントありがとうございます。6人のままだった過去の空野くんのお話も書ける元気が出たら書きたいです。Xのアカウントありますよ。シリーズ15の「リクエストについて」にXのDMのリンク貼ってあります。 (1月4日 16時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
ぬま - めぐみさんはじめまして。めぐみさんのお話すごく大好きです。これからもお話書かれますか？できればまだ6人のままのお話書いていただきたいです。あと、Xとかインスタのアカウントなどありますか？またお話読めるの楽しみにしています。 (1月4日 1時) (レス) @page49 id: 55091354e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年11月25日 22時
