体調を崩したら（大吾/那波）13 ページ29
(正門side)
那波「え…なんでAが謝るん？」
泣き止んだ顔の那波が、
お尻さすりながら、
大吾と一緒に出てきた。
那波「ごめん、A、
「あっちいって」言うたり
押したりしてごめんな」
『…おれがずっと話しかけたからごめんっ』
那波「ええねん、おれが悪かった、ごめんな」
大吾「もうええんちゃう？お互い謝り続けんでも」
大吾がそう言うぐらい
いつまで続くんかわからんかった。
この仲良し兄弟みたいな2人。
大吾の言葉でAと那波は目ぇ見合わせて、
那波「帰ろ」
て手ぇつないで帰ってった。
『那波くん、大ちゃんにおしりぺんぺんされたん？』
那波「そうやねん、おしりめっちゃ痛いぃ…」
そんな会話が遠ざかっていく。
大吾「那波寂しかったんやって。Aが熱出す度、大晴とか小島とか来てAが甘えとるん見て」
正門「そうなんや、この前、熱出したばっかやもんな、A」
大吾「そういう子叱るん、メンタルくるわー」
正門「別に、寂しい言うたんを叱ったわけちゃうやろ、リハサボりかけたからやろ」
大吾「そうやけど」
正門「大吾、間違ってへんで」
大吾「…ありがとう。」
正門「大変やな、大ちゃんは。那波、小学校高学年でむずかしいお年頃やし」
大吾「大ちゃん言うな。Aはどうなん？」
正門「手はかかっても難しいことない、子どもやから」
言いながら笑ってまう。
(那波side)
『那波くんおねつ出た言うたら、
大ちゃんすぐ来てくれたなぁ』
那波「おん」
改めてAに言われてくすぐったくなる。
『やっぱ来てくれるやん』
那波「2人ちゃうかったけどな」
『こんど那波くんがおねつのときは、
それやっただれか2 人にでんわしよーっと』
那波「ええねん、もう、おれそんな熱出さんし、Aちゃうから」
『えー？なんでおればっか熱出るんやろ』
いっつも頑張りすぎるAが
しょっちゅう熱出して甘えてるん見て
羨ましい思ったけど、
なんやもうそれもどうでもええ。スッキリ。
那波「限界しらんからや」
『わからへんねんなぁ』
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めぐみ(プロフ) - Xフォロリクしてくださる方、ありがとうございます、公式垢フォローしていない鍵垢からフォロリクお願い致しますm(_ _)m (1月18日 16時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - ぬまさん» はじめまして。コメントありがとうございます。6人のままだった過去の空野くんのお話も書ける元気が出たら書きたいです。Xのアカウントありますよ。シリーズ15の「リクエストについて」にXのDMのリンク貼ってあります。 (1月4日 16時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
ぬま - めぐみさんはじめまして。めぐみさんのお話すごく大好きです。これからもお話書かれますか？できればまだ6人のままのお話書いていただきたいです。あと、Xとかインスタのアカウントなどありますか？またお話読めるの楽しみにしています。 (1月4日 1時) (レス) @page49 id: 55091354e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年11月25日 22時
