体調を崩したら（大吾/那波）3 ページ19
(那波side)
那波「Aのせいちゃうから」
『でもぉ…』
でも、今日は、「熱出した」いうことに決めたんやもん。
おれやって看病してもらうんやもんっ。
体温計が鳴ったあと、
もちろん平熱で、自分だけ見て
サッとケースに直した。
『何度やった？』
那波「38.9℃」
いや、Aのこの前の熱思い出して言うただけ。
『え！？おねつあるやんっっ』
焦ったAが、パジャマのまま
バタバタ部屋を出ていく。
『りょうぼさんに言うてくる！』
どんどん、心の中がモヤモヤする。
ホンマは熱ないし。
頭も痛ないしお腹も痛ない。
こんなん言うててええんやろか。
今日は、リハがある。
それ、行かんでええんかな…
終わってから、熱ある言うたよかったな…
嫌なドキドキがする。
Aが戻ってきて、
『どないしよ、病院？は、だれか来たあとかな…
だ、だれに言うたええんかな…』
ておろおろしてる。スマホを両手で持って、
『大ちゃん。でんわしてみるっ。』
てA言うてる途中からスマホを耳に当てた。
大吾「もしもしA？」
『大ちゃん』
大吾「電話珍しいやん、どしたん？」
『大ちゃん、あのな、』
大吾「うん」
『那波くんがな、おねつあってな、
あたまいたいし、おなかもいたいって…
どないしよ…』
大吾「そうなん？それは心配やな」
『おれ、どうしたらええ？』
大吾「んー。Aは普通に準備してリハ行き。ひとりで行けるやんな？」
『いける。でも那波くんは？』
大吾「俺、リハ行く前に様子見に行くわ。
心配せんで大丈夫やで。
「休んどき」て那波に言うといて」
『よかった…大ちゃんありがとお…』
大吾「そんな不安な声出さんといて、
大丈夫やから」
『おん、わかったぁ』
大吾「じゃあな、気ぃつけて行きや？」
『はぁい』
『那波くん、大ちゃんきてくれるって！
よかったぁ…』
大吾くん来てくれるんや。
おれが熱出した来てくれるんや。
ちょっとうれしい。
それで、Aはすぐ準備して
リハ行く言うて出てって。
しばらくして、
ホンマにうとうとしてたら、
大吾くんが「那波〜？大丈夫か〜？」て
入ってきた。
寝起きでぼやーっとして見上げる。
「だいごくん…」
大吾「熱出したんやて？珍しいなぁ。
大丈夫なん？ちゃんと食べれてる？」
那波「…はい…」
なんか、荷物を置きながら、
おれの額に手を当てられた。
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めぐみ(プロフ) - Xフォロリクしてくださる方、ありがとうございます、公式垢フォローしていない鍵垢からフォロリクお願い致しますm(_ _)m (1月18日 16時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - ぬまさん» はじめまして。コメントありがとうございます。6人のままだった過去の空野くんのお話も書ける元気が出たら書きたいです。Xのアカウントありますよ。シリーズ15の「リクエストについて」にXのDMのリンク貼ってあります。 (1月4日 16時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
ぬま - めぐみさんはじめまして。めぐみさんのお話すごく大好きです。これからもお話書かれますか？できればまだ6人のままのお話書いていただきたいです。あと、Xとかインスタのアカウントなどありますか？またお話読めるの楽しみにしています。 (1月4日 1時) (レス) @page49 id: 55091354e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年11月25日 22時
