体調を崩したら（大吾/那波） ページ17
(空野くん小3、那波くん小5)
(那波side)
寮に帰ったら、Aだけちゃうくて
小島くんと大晴くんがおって。
Aはまた熱出したみたい。
こういうん、全然珍しない。
Aは自分の限界知らんと
頑張り続けるからしょっちゅう熱出す。
その度にお兄ちゃんたち誰か来て
優しく看病してもらってるんよう見る。
大晴「Aと那波、アイス食べる？」
『たべるー』
ほっぺが赤くて目がいつもよりとろんとしてて、
鼻水ずるずるのAが返事をして、
当たり前のように小島くんの足の間に
抱っこされるように座ってカップのアイスを
大晴くんから受け取って食べ始めた。
おれも向かい側でアイスを食べ始める。
さいしょの2〜3口こそ、
Aはおいしそうに食べとったけど、
途中で、
『しんどい…』
言うてスプーンをローテーブルに置いて
小島くんに背中で寄りかかった。
小島「大丈夫か」
大晴「また熱上がるんちゃう？」
大晴くんがAの横に行って
手をおでこにあてた。
小島「アイスとっといたるから、
少し休んどき」
『おん…』
小島「ほんまにしんどそうやな」
小島くんに抱えられるようにして、
布団の上に移動したAが、
布団に寝転がったら、
『しんどい…』
てうるうるで言うとる。
そしたら、大晴くんが、
そっとAの隣に肘をついて
横向きにAのほう向いて横になって、
大晴「大丈夫やで。さっき頑張って薬飲んだんやから、楽なるからな」
って、Aのお腹を優しくとんとんしてる。
ええな〜、Aは。
しんどそうやけど
しょっちゅう熱出して
お兄ちゃんたちに優しくしてもらって。
Aが熱出したら、
Aぇのお兄ちゃんたち絶対誰か来てくれるもんなぁ。
おれは、Aと違って
全然熱とか出さんし。
大晴「……寝た」
小声で言って大晴くんがそーっと起き上がった。
小島「やっと寝たか」
『……たいちぇ…』
Aが目ぇ瞑ったまま、
ぎゅ、と大晴くんの服を小さい手で掴んだから、
大晴「何？A、大丈夫やで」
って大晴くんは元のAの隣に
横になって逆戻り。
『ん……』
甘えてさっきよりも大晴くんに
引っ付いて顔を大晴くんの体にくっつけて
寝てるAが、
安心した顔で寝てるんが、
かわいいけどうらやましい。
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めぐみ(プロフ) - Xフォロリクしてくださる方、ありがとうございます、公式垢フォローしていない鍵垢からフォロリクお願い致しますm(_ _)m (1月18日 16時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - ぬまさん» はじめまして。コメントありがとうございます。6人のままだった過去の空野くんのお話も書ける元気が出たら書きたいです。Xのアカウントありますよ。シリーズ15の「リクエストについて」にXのDMのリンク貼ってあります。 (1月4日 16時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
ぬま - めぐみさんはじめまして。めぐみさんのお話すごく大好きです。これからもお話書かれますか？できればまだ6人のままのお話書いていただきたいです。あと、Xとかインスタのアカウントなどありますか？またお話読めるの楽しみにしています。 (1月4日 1時) (レス) @page49 id: 55091354e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年11月25日 22時
