検索窓
今日:29 hit、昨日:13 hit、合計:24,718 hit

手ぇ掛かるちびっこのジャンプ(大晴/空野)5 ページ7

(大晴side)

踊ってるときだけ別人みたいで、

練習終わったらいつものAに戻って。

晶哉の足にコアラみたいにしがみついて
『おにいちゃん、おんぶー』て甘えとる。

晶哉「なんでなん」

『たいちぇにおしりぺんされて痛いからー』

晶哉「絶対うそ、絶対もう痛ないやん」

『えー?じゃあけんちゃん、おんぶしてー』

小島「なんでやねん、なんで俺、晶哉がダメやったときの2番手やねん、イヤや」

ノリで断ったら、
Aが急にしゅん、となるから、
こじけんが焦っとる。

小島「嘘や、ごめんな、泣くな!」

慌ててAに背中向けておんぶしようとしとるんが、
なんか可笑しい。
Aは当たり前みたいに小島の背中乗っかるし。

晶哉「小島くん、泣かしましたね」

小島「まだ泣かしてへんっ」

大晴「これから目ぇ冷やして本番やな」

小島「ちゃうやん、泣かしたん大晴やん」

晶哉「A、どっち?」

『たいちぇ』

晶哉「こういうときは「けんちゃん」言うたらおもろいねん」
小声で晶哉にわかりやすく吹き込まれて、

もう1回、晶哉に「A、どっちに泣かされたん?」
て聞かれる。

『けんちゃん。』

小島「お前、嘘つくな」
言いながら笑っとるし。
「晶哉に言わされとんちゃうぞ」

『えへへ』

そんなん言いながら、楽屋に戻る。

小島「A、絶対階段からジャンプしたアカンで。
俺、あの階段で跳んで捻挫したことある。」

『わかったぁ。』
なんだかんだ、こじの言うことは素直に聞くとこあるから、
それでAが納得したように頷いてるんを見て、
少し安心。


今日も目ぇ冷やさしてから、本番の、
手ぇかかるちびっこのAやった。

ちび同期兄弟(大晴/空野、(丈/那波))→←手ぇ掛かるちびっこのジャンプ(大晴/空野)4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
68人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

めぐみ(プロフ) - なつきさん» コメントありがとうございます!感想いただけて嬉しいです♪空野くん可愛いって言っていただけて嬉しいです。Aぇメンバー間のやりとりが書いてて一番楽しいので、大好物なんて本当に嬉しいです!!これからも頑張って書いていきますね♪ (10月24日 3時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - いつも更新楽しみにしています♪ 空野君もすごく可愛いしAぇのメンバー間のやり取りが大好物です!笑 これからも頑張ってください!♪ (10月23日 11時) (レス) id: e139e6059b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めぐみ | 作成日時:2023年9月30日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。