おもいこみ(晶哉/空野、誠也/空野)17 ページ35
(誠也side)
『…っおしりぺっ…んぺんっ…っ…いたかったぁぁ…っ』
誠也「おう」
左手で手だけ軽く動かして
Aのお尻をぽんぽん触った。
Aが顔を上げた。
目まで赤いし、大っきな目にまだ涙溢れさして
ほっぺた赤くさして、幼い泣き顔や。
『…せーやくっ…っっ…っいたいとこっ…ぺんぺんしたぁ…っ…』
誠也「痛なかったお仕置きならへんからな。」
『う〜…っ…』
だんだん元気を取り戻し始めたAが
また顔を伏せて拗ねとる。少し。
誠也「ここが痛かったん？」
太腿とお尻の境目をよしよししたら、
Aは伏せたまま、うんうんうんうん頷いて、
『…っペンしたいたいとこぉぉ…っ』
ってめそめそ泣いて、文句を言う。
『せーやくんは…っ…ここぺんぺんしたあかん…っっ…ココやなくてもっ…痛いからぁ…っ
せーやくんのぺんぺんはぁ…っ…っ』
誠也「ここ叩かんで済むように、ええ子にしとき」
『…うぅぅ…っ…わかったぁぁ…っっ』
ぼそぼそ言いながら、今は素直。
まだひっくひっくいうてるから、
小さい背中を優しくまだとんとんして
あやすようにゆっくり歩き続けたら、
なんやAの腕の力も抜けて
ズシッと重なった。
横見ても、Aの顔は見えへん。
晶哉「せーやくん、A、寝てます」
荷物持ったまま待ってくれとった佐野が、
歩いてこっちに寄ってきて声かけてきた。
大晴「あ、それやったら俺連れて帰ります」
佐野が手伝って、
すっかりふにゃっと力が抜けとるAを
俺から離して大晴の背中に乗せた。
おんぶされ直しても起きることもなく
Aは口開けて可愛い顔で寝とる。
こうやって寝顔見ると、ほんまに子ども。
身長も年齢より小さい方やし細いし、
大晴のでかい背中に乗ると
余計小っちゃく見える。
大晴「せーやくんに赤ちゃんみたいに
あやしてもらって、めっちゃ満たされとるやん、
A。贅沢やなぁ」
眠っとって聞いてへんAに
大晴が声かけとる。
晶哉「甘えん坊できてよかったなぁ」
佐野まで、寝とるAにそう言って
顔を覗き込んだ。
誠也「腕痛った」
しばらくAを抱っこしとったから、
なんぼAが軽くても腕がだるい。
お疲れ様です、
A落ちるなよ、帰るで〜
とか口々に言って俺らは帰った。
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めぐみ(プロフ) - なつきさん» コメントありがとうございます！感想いただけて嬉しいです♪空野くん可愛いって言っていただけて嬉しいです。Aぇメンバー間のやりとりが書いてて一番楽しいので、大好物なんて本当に嬉しいです！！これからも頑張って書いていきますね♪ (10月24日 3時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - いつも更新楽しみにしています♪ 空野君もすごく可愛いしAぇのメンバー間のやり取りが大好物です！笑 これからも頑張ってください！♪ (10月23日 11時) (レス) id: e139e6059b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年9月30日 10時
