A! と驚く僕の夢18

おもいこみ(晶哉/空野、誠也/空野)6※ ページ24

(晶哉side)

Aのお尻小さいから
おんなじとこばっか叩くことんなる。

パンッッッ！
『いたいぃぃっっ！イヤっ…いややっ』

パンッッッ！
『っっうわぁぁぁんっっごめんなさいぃっっ』

最初っから涙で潤んでたAの声が
完全に泣き声なって、
手足バタバタして暴れられて
抱えてたAんこと落としそうで、

俺は慌てて椅子に座り直して
膝の上にAをがっしり抱えた。
『おにいちゃんっもうペンいやっっ…』
Aが泣き顔で振り返ってくるけど
途中でやめるわけいかへんから…！

パンッッッ！
『いたぁぁいっっ！ごめんなさいぃぃぃっっうわぁぁぁぁぁぁんっっ！』

Aのお尻に俺の指の跡がうっすら赤く残って
小っちゃいお尻全体はピンク色に染まっとる。
痛いやろな、まあ、泣くやんな。
狭いとこで手足バタバタして暴れるAの
ピンク色のお尻にまた手を振り下ろした。

パンッッッ！
『っっうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！！』
痛すぎて右手をお尻に伸ばして庇ってきて
『ごめんなさいっ話聞かんでごめんなさいっ』
って必死やけど、その小っちゃい手を掴んで
押さえた。

パンッッッ！
『っっ！いたいよぉぉっっ！ごめんなさいぃぃっっうわぁぁぁぁぁぁぁんっっ！』
お尻にうっすら手の跡ついてるし
Aが全身捩って逃げてこうとするんを
左腕でぐっと抱え直す。
『ごめんなさいっ…ちゃっ…っと話っきくっからぁぁっ』

パンッッッ！
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ！いたいぃぃっっ』
体を左右交互に浮かしてお尻もぞもぞして
泣いて嫌がるAに、「これで最後」言うたら
『いややぁっごめんなさいっごめんなさいっ』
ってもっと泣いて必死に逃げようとする。

パンッッッ！
『ぎゃぁぁっっいたいぃぃっっ！』
ギャンギャン泣いとるAを
膝の上から下ろしたら
もぞもぞしてズボン上げて両手で
お尻さすっとる。『うぅぅぅ…っ』
まだ涙溜めてひっくひっく激しく泣いとるけど。
『っ…っちゃんと、…っ話聞かんでごめんなさい…っ…ひっく…ひっく…』
めっちゃ痛そうにお尻さすりながら
みんなに謝った。


それで、Aは自分の椅子んとこ行ったけど
お尻痛いからたぶん座りたなくて、
椅子の前でモジモジしとる。
まあ、Aやったら立ってても
全然目線変わらんけど。

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