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手ぇ掛かるちびっこのジャンプ(大晴/空野) ページ3

(空野くん小1設定)

(Aside)

『見て見てーーっっ!!』


学校の階段で、
5段目からジャンプできるようなって、


嬉しなったおれは、松竹座の階段で

近くを通った斗亜くんを呼び止めた。


『とあくん、見てくださいーっっ』

大きく手を振ってから
すぐにピョンっと跳んで、

ダンッと音を立てて着地した。


斗亜「A、何してんの。
危ないで。また怒られるで、お兄ちゃんらに」

『えーっ、でもすごいでしょ?
すごい言うてくださいっ』

斗亜「「凄い」とかちゃう。
危ないで。やめとき」

優しく頭をポンポンされて、
斗亜くんは通り過ぎてった。








でも、おれは不満…!!







なんで!?高いとこから跳べるようなったのに!
「すごい」言うてくれへんかった!
驚かへんかった…!


そう思いながら、
もう1回、階段を昇ってたら、

階段の下の通路を風雅くんが通るんが見えた。


『ふーがくんっ見て見てーー!!』


言いながら、おれは、
急いで階段を一番上まで駆け上がった。


風雅「なに?A。ゲームコーナーのネタ?」

『ちゃいます!おれ、ここから跳べるんで、
見てくださいっ』

風雅「え、ちょ、一番上!?」

『そおです!』

風雅「いや、絶対無理やて…!A、やめとき…!」

『いきまーす!』

風雅「ちょ、跳ばんといて…!」




(大晴side)

公演前に、昨日振付が変わった曲を
7人全員で合わせよ、てなって、
Aが見当たらんから探し来たら、


階段とこが騒がしい。


風雅が“やめとき”止めてるんが見えて、


階段の上の通路を歩いてた俺はびっくりした。


やって、Aが階段の一番上に居って、

『いきまーす!』

言うてんねんもん!

風雅が「ちょ、跳ばんといて…!」て
慌てて階段昇って来ようとしとる間に、

『せーのっ』

てAが両足曲げて踏み切り体勢に入ったんを見た。


俺は、凄い勢いでダッシュして、
右腕をAのお腹に回して体を抱え上げた。
「こらっっ、Aっっ」



風雅「危っぶな…!えへへ、大晴くん、ありがとうございます」

手ぇ掛かるちびっこのジャンプ(大晴/空野)2※→←“おしりぺんぺん”か…?(正門/空野)13



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めぐみ(プロフ) - なつきさん» コメントありがとうございます!感想いただけて嬉しいです♪空野くん可愛いって言っていただけて嬉しいです。Aぇメンバー間のやりとりが書いてて一番楽しいので、大好物なんて本当に嬉しいです!!これからも頑張って書いていきますね♪ (10月24日 3時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - いつも更新楽しみにしています♪ 空野君もすごく可愛いしAぇのメンバー間のやり取りが大好物です!笑 これからも頑張ってください!♪ (10月23日 11時) (レス) id: e139e6059b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めぐみ | 作成日時:2023年9月30日 10時

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