A! と驚く僕の夢18

ちび同期兄弟(大晴/空野、(丈/那波))8 ページ15

(大晴side)

『じょーくんのおしりぺんぺんっ、痛いに決まっとる！』

那波「Aやって、自分のせいちゃうのに、朝、スタッフさんから怒られてたやん」

『でもそれ那波くんかんけーないのに…』

那波「元気なかったん、わかってたで。
せやから立ち位置変更も入ってなかったんやろ。
それ、公演終わりにいきなり俺が言うたから、
気分悪かったんやろ、ごめんな」

『那波くん〜…っ』
Aにとって頼りになるお兄ちゃんの那波が
あまりにいい奴過ぎて、
Aがうるうるしとる。

大晴「おしりぺんぺん8回やけど、どうする？」

那波「どうする？」

俺が明るめに言うたら、
那波もふざけ気味にAに言う。

大晴「言うてもさっきの誠也くんのお尻ぺん1回も俺痛かったわ」
俺が笑ったら、

Aが『…たいちぇのおしりぺんぺんやったら、、、8かいぺんされる…！』
言うてきた。

那波「ぇえっ！？」

大晴「ほんまに？」

『だってな、那波くんだけおしりぺんぺんされたん、イヤや…おれが怒ってどっか蹴ったんがわるかったから…』

大晴「お尻ぺんぺん、したことにして終わりでもええで」

那波「A、わざとセット壊したんちゃうし」

誠也くんが俺に任したいうことは、
別にそんな叱らんでもええいうことで。
那波の気持ちも尊重したんやろし。

『でもぉっ…イヤやからぁ…っ
おしりぺんぺん8かいだけ…っ』
もじもじして気ぃ済まへん様子のA。

大晴「わかったわ。それやったらここ来て。」

あいてた椅子を引っ張って俺が座ったら、
Aがピョコッと膝の上にうつ伏せに
勢いよく乗って、

『あっ…わすれてた！！』

て元気よく言うてもぞもぞしなから
ズボンもパンツも、
ズルッと半ケツまで自分で下ろした。
お仕置きのときはお尻出す、てもう
完全に刷り込まれとるんがおもろ可愛くて
ちょっと笑ってまう。

那波「A、自分でお尻出すん？」
那波も笑ってる。

『だって那波くんもお尻出してぺんされたやろっ？』

那波「そら丈くんから普通におしりぺんぺんされててんからそうやけど」

大晴「ちょっと、お尻半分しか出てへんから下げるで。」
ちょっと笑ってまうけど、
膝下までズルッと下げたら、

Aは『わっ…』って条件反射で
一瞬慌てとった。

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