ちび同期兄弟(大晴/空野、(丈/那波))6 ページ13
(大晴side)
さすがに、まだ小学生の那波が
自分がお尻叩かれてまでAのこと庇うなんか
いい奴過ぎるやん。
丈「えっ、ごめんなっ、那波。知らんかったっ」
気まずそうな丈くん。
誠也「いや、「ごめん」とかちゃうやん。
そんなん丈が知るわけないやん、見てへんし」
そんな話をしてたら、
Aがとぼとぼ通りかかった。
誠也「空野。」
『ん？』
下向いて歩いてたAが誠也くんを見上げた。
誠也「さっきここで暴れた？」
『おん……』
そう言われて初めて周り見て、
那波が泣いたあとの顔なん見て、
『…え…？』て戸惑ってる。
誠也「空野、暴れたときここ壊してんて。
大晴が見てた言うてたで。」
『え…！！ご、ごめんなさい…！
なんか足ぶつけて痛かった思ったけどっ、
セット……！こわしてたん…！？』
自分が壊しとったん、やっぱ気づいてへんかって、
Aは慌てとる。
誠也「それで、那波が、
空野んこと庇って「自分が壊した」言うて
丈にお尻叩かれたみたいやけど。」
『え…！え！？なんで？那波くん、だって、
おれ…』
もっとビックリしてAがおろおろした。
『さっき、おれが勝手に那波くんに怒って、
けんかしてん、那波くんと！』
誠也くんと俺の顔を交互に見て
慌てて状況を説明する。
大晴「それも見てたで。そのあと、
那波も見ててAが壊してもうたん気づいててんな。」
『なんで？那波くん…言わんかったん…？』
那波が口籠るから、
丈が代わりに「Aが怒られるん
可哀想や思ったんやって。な？」
って那波を見た。
『え…でも…けんかしたのに…』
丈「まあでも、壊したん知っとったんやったら、
早よスタッフさんに言わなアカンかったやんな、那波も。
大晴が言う前に」
那波「ごめんなさい…」
丈「でもお尻叩かなアカンほど悪いことちゃうかったわ。ごめんな」
那波「…俺がうそついたので…ごめんなさい」
少しバツが悪そうな那波。
誠也「大晴は、なんでAのこと庇ってん？
一緒に謝ったったらよかったやん」
大晴「わざとちゃうくても、セット壊したらA、怒られるかも思って。。。
今朝、Aがスタッフさんに怒られてたん見て…いや、可哀想やったんです。
せーやくん、昨日の公演で小っちゃい子たち
後ろに下がりすぎてたやないですか」
ちび同期兄弟(大晴/空野、(丈/那波))7※→←ちび同期兄弟(大晴/空野、(丈/那波))5
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 68人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めぐみ(プロフ) - なつきさん» コメントありがとうございます！感想いただけて嬉しいです♪空野くん可愛いって言っていただけて嬉しいです。Aぇメンバー間のやりとりが書いてて一番楽しいので、大好物なんて本当に嬉しいです！！これからも頑張って書いていきますね♪ (10月24日 3時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - いつも更新楽しみにしています♪ 空野君もすごく可愛いしAぇのメンバー間のやり取りが大好物です！笑 これからも頑張ってください！♪ (10月23日 11時) (レス) id: e139e6059b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めぐみ | 作成日時：2023年9月30日 10時
