ちび同期兄弟(大晴/空野、(丈/那波))5 ページ12
(大晴side)
丈・誠也「「は？」」
2人の声が揃った。
那波は丈くんの膝の上で
ひっくひっく泣きじゃくって黙っとるし。
大晴「那波、違うんやったら「違う」言い？」
丈「何？」
誠也「どゆことなん？さっきは、
たまたま見たら割れてた、言うてたやん、大晴。
誰が壊したんか見てへんのとちゃうん？」
そう、スタッフさんに報告してるとき
たまたま誠也くんが近くに居って。
そんときも誠也くんに俺は
「誰かぶつかったんすかね」
言うてAが壊したんを誤魔化した。
大晴「ちゃいます、ホンマは俺、見てました。
壊したんは、那波ちゃうくて、…」
那波「おれがこわしたん！たいせーくんっ」
那波が、言いかけた俺をとめた。
大晴「なんで？絶対ちゃうやん。
Aのこと庇ってるん？」
誠也「何？どゆこと？ホンマは空野がやったん？」
お尻痛くされたのにホンマのこと言わん那波。
なんで？
丈「那波、そうなん？ホンマは那波やなくてAが壊したん？」
那波が黙るから、
丈くんは那波のお尻をズボンの中に直して、
那波の体を起こして、顔を正面から見た。
丈「那波、ホンマのこと言い？」
那波「…おれがこわしました…」
丈「絶対ちゃうやろ。その顔。
見たらわかるわ、何なん？」
少し呆れたみたいな丈くん。
誠也「大晴は見てたん？」
誠也くんに真っ直ぐ見つめて見上げられると、
声が小さなる。
大晴「…見てました。Aが那波と喧嘩してひとりで拗ねて暴れたら、足ぶつかってセット壊して、
でも本人は気づかんとどっか行ったん、全部見てました…」
誠也「なんで言わへんねん。一緒に謝らせな」
大晴「わざとちゃうくてもA、怒られるやろなぁ思って…」
誠也くんが頭を抱える。
丈「…那波は？Aのこと庇ったん？」
那波「やって、、、A、朝もまさかどくんに叱られてお尻ぺんぺんされとったし。。。」
泣き止んでるけどまだひっくひっくなりながら言う。
「なんやスタッフさんからも、、、怒られとって、、、さっきは立ち位置間違えて凹んどったし、、、今日これ以上怒られたら、可哀想や思って……」
誠也「丈にお尻叩かれても庇っとったん？
空野の代わりにお仕置き受けたん？那波」
那波「…やって…っAが泣いとるとこ…っ
…っあんま見たないし…っ
…Aはおれの…っ弟みたいなもん…っやからっ…
おれが…っ…たすけたろ思って…っ」
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めぐみ(プロフ) - なつきさん» コメントありがとうございます！感想いただけて嬉しいです♪空野くん可愛いって言っていただけて嬉しいです。Aぇメンバー間のやりとりが書いてて一番楽しいので、大好物なんて本当に嬉しいです！！これからも頑張って書いていきますね♪ (10月24日 3時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - いつも更新楽しみにしています♪ 空野君もすごく可愛いしAぇのメンバー間のやり取りが大好物です！笑 これからも頑張ってください！♪ (10月23日 11時) (レス) id: e139e6059b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年9月30日 10時
