ちび同期兄弟(大晴/空野、(丈/那波))4※ ページ11
(那波side)
泣くん我慢しようとしたけど、
次にお尻ぶたれたときでもう無理やった。
パァンッッ！！
那波「いたぁぁいっっ！うわぁぁぁぁんっっ」
お尻を包み込むようにビシッと叩かれて
お尻全体がジンジン痛む。
パァンッッ！！
那波「ひぃぃぃぃっっ！！」
がっしり腰を抱えられて、
足バタバタバタバタしても、
逃げられへん。体をモジモジして痛みに耐える。
パァンッッ！！
那波「いたいぃぃっっうわぁぁぁぁぁぁんっっ！！いたいですぅぅっっ！」
丈「痛くしとるで。セット壊したん黙ってたんやからな。」
パァンッッ！！
那波「うわぁぁんっっ！！ごめんなさぁいっっ！！」
(大晴side)
帰る準備しとったら、
廊下の向こうから那波の泣き声と
丈くんの声が聞こえてきて、
しかも明らかにお尻叩かれとる音が響いてきて、
俺は慌てて廊下に出た。
丈くんの声聞いたら、
あのセットの電球、那波が壊したことにされて
叱られとる！？
…え、でも、那波、
たぶん見てたやんな？
Aが壊したん。
やっぱ気づいてへんかったんかな。
どっちにしても冤罪やから、
助けに行かな。
慌てて廊下を走ってって、
たまたま廊下に出てた誠也くんに
「走るな！お前が」
って軽く叱られたけど、
「すんませんっっ」
ってひとこと言いながら通り過ぎて、
那波んとこに行った。
大晴「丈くんっ、あのっ、丈くんっ」
手は出せへんくて、
すぐ近くで、肩に力入って声かけてもた。
だって、那波もうお尻赤くさせられて
泣いとるし。
丈「何？大晴。」
大晴「あのっ、それ壊したん、那波じゃないですっ」
丈「え？でも、那波が自分で言うてんけど。「俺が壊しました」、て」
やっと手を止めた丈くんに不思議そうに言われる。
大晴「え？？？」
いや、明らかに、壊したんはAやった。
俺、現場見てたもん。
那波、なんでそんなこと言うた？
大晴「で、でも、壊したんは……」
丈「何？大晴、那波のこと庇ってるん？」
もう、丈くんがまた那波のお尻の上に
手を振り上げそうなっとって、
俺は、近くにいた誠也くんのとこに
数歩急いで寄って誠也くんの腕を引っ張って
こっちに引き寄せた。
大晴「せーやくんっっ」
誠也「！！なんや、びっくりしたぁ…」
丈「大晴、何なん？」
大晴「せーやくんっ、
これ、壊したん、那波ちゃうんで、
丈くんとめてください！」
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めぐみ(プロフ) - なつきさん» コメントありがとうございます！感想いただけて嬉しいです♪空野くん可愛いって言っていただけて嬉しいです。Aぇメンバー間のやりとりが書いてて一番楽しいので、大好物なんて本当に嬉しいです！！これからも頑張って書いていきますね♪ (10月24日 3時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
なつき(プロフ) - いつも更新楽しみにしています♪ 空野君もすごく可愛いしAぇのメンバー間のやり取りが大好物です！笑 これからも頑張ってください！♪ (10月23日 11時) (レス) id: e139e6059b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年9月30日 10時
