A! と驚く僕の夢17 (ページ50)

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“おしりぺんぺん”か…？（正門/空野）11※ ページ50

(猪狩side)

正門「もうやったアカンで。きゅう。」
パンッッッ！
『っっうわ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！
ごめ゛んな゛さい゛ぃぃっ』

ってか、正門は数えてるけど、
何回尻叩かれんだよ、A。
そう思って、控室をそっと出ようとしたら、
Aが俺に気づいたらしい。

『っっがりさんっっがりさんったすけてぇぇぇっっ』

猪狩「いやっ、ごめん、俺、
そういうんじゃないから。」
わけわかんない返答をして、
即ドアを開けて控室を出る。
ドアを出てからもドアの向こうから
尻叩く音と泣き声聞こえて、
あ〜がんばれ〜って心の中でだけ言って
控室を離れた。

(正門side)

ガリさんが入ってきてたなんて
気づかんかったけどまたすぐ出てった。
控室独占して申し訳ない。

正門「「助けて」とかちゃうやろ」

『だって…っっ』

正門「はい、じゅう。」
パンッッッ！
赤くなったお尻の下の方をまた叩いたら、
Aは膝下をバタバタっとさせて
イヤイヤって頭振っとる。
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！
い゛だい゛ぃぃぃぃっっ！！』
それで、こっち振り返って見上げてきた。
『だっでっ…っ…っだっでっ…
20かいイヤやぁぁ…っっ！うわぁぁぁんっっ
もうむりやからぁぁっっ』
赤いお尻を
右側浮かしたり左側浮かしたり
モジモジして泣いて訴える。
『ごめ゛んな゛さい゛ぃぃぃっ』

正門「もう約束破らへん？」

『おんっ…っっぜったい…っやくそくっ…まもるぅぅっ…っっ』

正門「わかった。」

ホッと気を緩ましたAの
赤いお尻を下から包み込むように素速く叩いた。

パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ！
『ッッ〜〜！！』
甲高い言葉にならん泣き声上げて
背中反って顎上げたAは、
次の瞬間には全身捩って大暴れやった。
『っっぎゃぁぁぁぁっっいたいぃぃぃぃっっひぃぃぃぃぃぃぃぃっっっ！！！』
ガッチリ押さえとっても、
耐えられへん言うみたいにお尻がモジモジしとるA。

正門「はい、これで20回終わり。」

『っ…ひっ…っひっ……っ』
くたっと全身の力抜いたAは
もうさっきまでの比ちゃうぐらい大っきい声で
泣き出した。
『っっうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！！
ごめ゛んな゛さい゛ぃぃぃぃっっ』

挟んでた足を緩めて、
赤いお尻にズボンを穿かしても
まだわんわん泣くから、

膝の上に向かい合わせになるように
抱っこした。
『わぁぁぁぁぁぁぁんっっ
まさかどくんっっ…ごめ゛んな゛さい゛っ』