A! と驚く僕の夢17 (ページ49)

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“おしりぺんぺん”か…？（正門/空野）10※ ページ49

(正門side)

『ごめんなさいっまさかどくんっっ…
ごめんなさいっ20かいはイヤやぁぁっっ』
ギャン泣きやけど、これは回数にびびってるんが
大きい。

正門「20は、まけへんで。はい、5」

パンッッッ！
『い゛ぃぃぃぃっっ！！』
大きく身を捩って逃げようとするけど
お尻はほんの少しモジモジするだけで
動かせへん。
腰を引き寄せるように抱え直した。
『も゛…っむり…っいたいぃぃっっ
ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ！』

ギャンギャン泣くAのお尻の上に
また手を軽く振り上げた。

(猪狩side)

もう控室のドア開ける前から
Aの泣き声聞こえてて、

自分たちの控室なのにノックしそうになった。
お取り込み中すいません、って。

いや、それにしても
A泣き過ぎじゃね？

邪魔しないように、
そーっとドアを開けて入ったら、

正門はこっち側に背を向けてるし、
Aはドアと反対側の壁のほうに
頭向いてるから、

2人とも俺が入ったことには気づいてない
みたいだけど。

正門「ろく。」
パンッッッ！
『ぎゃぁぁぁぁっっ！い゛だい゛ぃぃっっ！』

正門の手とAの尻ばっかよく見えるけど、
しっかり尻丸出しだし赤くなってるし、
足押さえつけて結構な強さで尻引っ叩いてるし、
ガチの“尻叩きの刑”じゃん。
“おしりぺんぺん”なんて可愛いもんじゃねえよ。

『ごめ゛んな゛さい゛っ…！やくそくやぶってごめ゛んな゛さい゛ぃぃっっもうゆるして…っ』
Aも必死過ぎてこっちには気づかないし。

正門「まだまだ。はい、なな。」
パンッッッ！
『いぃぃぃぃぃぃっっ！い゛だい゛ぃっっ』
甲高い泣き声上げて頭をブンブン横に振って
Aが痛がってても、
正門は慣れた調子で容赦無し。
『ごめ゛んな゛さい゛っ！もうやくそくっ…っやぶらへんっっ』

正門「そうやな。はち。」
パンッッッ！
『っっうぎゃぁぁぁっ！！い゛や゛ぁぁぁぁぁっっ』
暴れて尻庇った小っちゃい手もすぐ
正門が押さえてるし。
ってか、おんなじとこばっか引っ叩いてない？
痛そー…。。。
『っガラスわってごめ゛んな゛さい゛ぃぃっっ』

Aってあんな泣くんだ。
いつもニコニコしてるし、
大人に怒られてもしっかり返事してるし、
泣くイメージなかったけど。

俺は急いで、こそこそ
衣装の小道具を取る。

その間も声も音も聴こえる。