A! と驚く僕の夢17 (ページ4)

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花火があったら（正門/、誠也/、丈/、（大吾/那波））13※ ページ4

(誠也side)

パンッッッ！！
『ぎゃぁぁっっ！！いたいよぉぉぉっっっ！…っいたいとこっ…っいたいとこやめてっ…っそれ…』

パンッッッ！！
『あ゛ぁぁぁぁぁぁっっほんまにいたいよぉぉっっっ！！』

誠也「仕事で来てるんに、子どもだけで花火なんかして…」
パンッッッ！！
『ふぎゃぁぁぁっっ！ごめ゛んな゛さいぃぃぃっっ』

誠也「反省せえ。」
パンッッッ！！
『いたいよぉぉぉっっっ！！おしり…っむり…っ』

真っ赤になった真ん中をなんとか逃がそうとして
お尻もじもじしとうけど、
まだ許さへん。

パンッッッ！！
『あ゛ぁぁぁぁぁぁっっ』
体をピンッとして痛みに泣き喚くAの
真っ赤なとこをもう一度打った。

パンッッッ！！
『ふぎゃぁぁぁぁぁぁっっ！！いたいよぉっ！ごめんなさいっっもうしませんっ…もうっ…しません…っ』

誠也「こら。足避けろ」

Aはついに、
両膝曲げて足でお尻庇った。
『イヤぁぁぁぁぁぁっっイヤっ！イヤっ…
うわぁぁぁぁんっっもうむりやからぁぁぁっっ
ごめんなさいせーやくんーっっ
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！！』

そこに、新品っぽい白いスリッパを
右手に持った丈が、
スリッパを自分の左手にスパーンッ、
スパーンッ打ち付けながら近づいてきた。

音でビビってそれを見上げるAの顔。
もう、泣き顔どころやない。
本物のおばけか鬼でも見たみたいな顔しとった。

丈「ん？まだお仕置き終わってへんのに
お尻隠しとる悪い子はここか？」

『！！！』

丈「お、居った居った。倉庫で花火して火事起こしそうなった悪い子、ここに居ったな。お尻真っ赤やけど容赦せえへんで」
保育園生に言うとんかいうぐらい優しい言葉遣いやけど。言うてることはたぶんAにとっては最大の恐怖。

Aの固まっとった両足を
丈が左手で避けて、
軽めではあったけどスリッパを
Aの真っ赤なお尻全体に振り下ろした。
軽めでも、スパーンッいうていい音したけどな。
『っっっ！！い゛だぁぁぁぁい゛っっ！！
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ』
もちろんAは大泣きで足バタバタ。
バタバタされても押さえれるぐらい、
まだ体小っちゃいけど。

この泣き方やと痛すぎるわけちゃうんはわかる。
ただめちゃめちゃビビっとう。