A! と驚く僕の夢17 (ページ21)

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花火があったら番外編（大吾/那波）10※ ページ21

(那波side)

大吾くんの声が少し優しい。
「楽屋ん中でちゃんとお仕置き受けれる？」

那波「うけれますーっっごめ゛んな゛さい゛ぃぃっっ！！」

今度は、ひょいっと抱えるようにされて、
楽屋ん中にすぐ連れて行かれた。

那波「…ひぃっ…っぅ…っひっ……ひぃっ…」

(大吾side)

もう、そろそろええやろいうぐらい反省したやろけど、
とりあえず宣言した分のお仕置きは終わらしとく。

大吾「壁に手ぇ付き。」

手を引いてって、
壁に手を付かせて、
小っちゃいお尻をかなり軽めに靴べらで打った。
ピシッ！

那波「ひぃぃぃぃぃぃぃっっ！！」

甲高い泣き声のあと、
やっぱり那波は崩れ落ちた。
「うわぁぁぁぁんっっごめ゛んな゛さい゛ぃぃっっ」

丈「大吾、那波には無理や」

丈くんが助けに入って、

「終わりにしたれ」いう意味か思ったら、

丈くんが那波の腰をくの字に曲げるように抱えた。
左腕メインで抱えて、
右腕も使って押さえとって、
那波の両手首までご丁寧にきっちり掴んで押さえとる。

丈「これで5回我慢できるやろ」

那波「うっ…うっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！ごめ゛んな゛さい゛ぃぃぃぃっっ！
くつべらイヤっ…イヤやぁぁぁぁぁっっ！！
手ぇにしてください〜っっ！！うわぁぁぁぁんっっ！！」

そらそうなるやんな。
強制的に我慢させられる体勢にされたら。

丈「那波。よう聞き。
Aが誘っても
子どもだけで花火はアカン。
部屋ん中でやるなんかもっとアカン。
危ない悪さには、俺ら厳しいで。
わかってたやんな？」

落ち着いた声で丈くんにも諭されて、
逃げ道なくなった那波は、
「ごめ゛んな゛さい゛ぃぃっっ
でもイヤぁぁぁぁぁっっ」って
わんわん泣いとる。
全然身動き取れんまま。
「手ぇがええーっっ」

丈「ええよ。今から手でお尻ペンペンな。
その代わり、俺から100回やけどええ？」

那波「！！イヤやぁぁぁぁぁっっ！！
絶対イヤぁぁぁぁぁっっ」
もう、ただの子どもや、子ども。その泣き方。
首を横にブンブン振って「イヤぁぁ」て。

丈「それやったら5回我慢せえ。
ほんまにアカンことしたんやから
これで懲りろ。」

その言葉を合図に、

俺は靴べらをかなり軽めに、
近くからピシッと当てた。

那波「あ゛ぁぁぁぁぁっっいたいぃぃぃぃっっ！！」
暴れられへん那波が泣き喚く。
「ごめんなさい！ごめんなさい！
5かいはイヤっ…イヤやっっ」