A! と驚く僕の夢17 (ページ14)

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花火があったら番外編（大吾/那波）3※ ページ14

(那波side)
大吾「少しは反省しい。那波。」

バチンッッ！！
「わ゛ぁぁぁぁぁぁぁっっ！！い゛だい゛よ…っ
だいごぐんっ…！そんな怒らんでくだたいぃぃぃぃっっ
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！！」

そのあと、はぁ…と大吾くんのため息が聞こえた。
いっとき、手が止まったけど、
その間もお尻がビリビリビリビリ痛くて、
もぞもぞして足を擦り合わせて痛みに耐える。

大吾「わかってへんな。」

怒った声が聞こえて、

その直後。信じられないことになった。
真っ赤なとこを、バチンバチン
すごい力で連打。そんな力でそんな速く叩けるん！？

バチンッ！バチンッ！バチンッ！バチンッ！バチンッ！…
「っっっっ〜〜〜！！！」
痛すぎて息が詰まって、手が勝手にバンザイなって
足先まで体全体がギュンッと反った。
それでも手が止まらないからそのあとは…
バチンッ！バチンッ！バチンッ！バチンッ！バチンッ！…
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！い゛や゛ぁぁぁぁぁぁぁぁっっ！！」
自分でもびっくりするぐらい裏返った甲高い声が出る。
足を思っきしバッタバッタして左手を突っ張って
逃げようとしたけど、
がっしり抱えられて熱いお尻が
破けそうな痛みと奥まで響く痛みが
続けて襲ってくる。
バチンッ！バチンッ！バチンッ！バチンッ！バチンッ！…
「い゛ぃだぁぁぁぁぁい゛っっ！！ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ！！」
真っ赤なお尻浮かしたり右に左に
動かそうとしても
全く逃げられへんとこに強烈な痛み。
「ごめ゛んな゛さい゛ぃぃぃぃっっ！ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっっ」
涙が目にぶわっと溢れてきて限界の声が出る。

何十回、いや、俺には何百に感じられたけど、
ほんまは回数はわからへん、そんなやなかったんやと思うけど。
手が止まった。

膝の上から、急に起こされて、
大吾くんと向かい合うようにされて、
両腕を両側からぎゅっと掴まれて見つめられる。
膝まである長いTシャツで隠れたお尻が、
じんじんビリビリ痛い。
もう、痛いなんてもんやない。
触んのも無理なぐらい熱い。

大吾「那波。
「ちょっといたずらしただけやのに
そんな怒らんでも」、思てへん？」

那波「うっ…く…っ…ひっく…ひっく……」
図星を突かれて言葉が出えへん。

大吾「……那波がAに「花火やろ」言うた？」

優しく言われて、
余計に涙がこぼれる。

大吾「ちゃうやんな？」

Aのせいには、したない。