もう少し頑張るとき（誠也/空野、桐山/空野）18 ページ7
(Aside)
幸い、那波くんはその日の仕事の入り時間遅かったから
遅刻はせえへんかったけど、
おれは完全に遅刻。
急いで準備して、
現場に着いた。
遅刻してごめんなさい！て
みなさんに謝ったけど、
さすがに、遅れすぎやし3回目やし、
スタッフさんからも少し怒られた。
急いで髪の毛セットしてもらってるときに、
鏡ごしに照史くんが後ろに見えた。
『…あ…あきとくん…！？』
おれの後ろに来た照史くんは、怒った顔。
照史「A、また遅刻か」
『あ…え……あきとくんっ今日なんで…？』
鏡ごしに動揺して、
メイクさんに「Aくん動かないで」
言われた。
照史「ん？」
『今日、照史くん来おへんて…』
照史「予定変わったんよ」
『…そ、そうなんですか…』
照史「A、俺が居らん思て気ぃ緩めたな？」
厳しい顔の照史くんと、
鏡ごしにバチッと目が合う。
『！！あ、いやっ、え…と…』
照史「今日終わったら話あるから、残り？」
『……はい……』
絶対怒られる。。。
でも、せーやくんに怒られるよりマシかも。
照史くん優しいし。
せーやくんみたいにいっぱいおしりぺんぺんすること
ないやんな。
そうは思っても、撮影終わり。
今日はスタジオにセット組んでの撮影やって、
照史くんに「A、こっち来い」て
楽屋に呼ばれて、
『はいっっっ』
そのときの照史くんの顔が、
いつもの優しい顔やなくて
背中がビクンッとなって、
後ろから付いて楽屋に入った。
『…あきとくん、ご、ごめんなさい……』
照史「ええから、座り。」
私服に着替えた照史くんは、
いつもと変わらへんはずなのに、
いつもより体でかく見えるし、怖い。
照史「何を椅子の上に座っとんねん。正座せえ。」
『っはい！！』
全然、声を荒げたりはしてへんくて、
低い落ち着いた声で言われてるだけやけど、
慌てて正座する。
おれの正面の椅子に座った照史くんと
目が合った。
照史「A、もう子どもやないねんな？」
『…え？』
照史「「子どもやない」ってこの前自分で言うてたな」
『はい』
照史「まだ小5やけど、ちゃんと「子ども」やなくてひとりで仕事できる子やと思って話してええな？」
『はい…！』
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めぐみ(プロフ) - なつきさん» リクエストいただいたお話、更新しました！気に入っていただけたら嬉しいです。感想お待ちしております♪ (9月5日 2時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - なつきさん» リクエストありがとうございます！凄い具体的でイメージ浮かびやすいです、ありがとうございます。最近書くペース落ちてるのでお待たせしてしまうかもしれませんが、楽しみに書かせていただきます♪ (8月29日 20時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - できたら正門くんが誠也くんに注意されてる所も書いていただけると嬉しいです！ (8月29日 3時) (レス) id: 8f7057a5d9 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - いつも最高の作品ありがとうございます！できればリクエストお願いします！正門くんと空野くんのお仕事で空野くんがイタズラばかりしてスタッフさんを困らせたけど、その日正門くんが失敗続きだったこともありお仕置きはせず。それが誠也くんにバレてお仕置き→ (8月29日 3時) (レス) id: 8f7057a5d9 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - あさん» ありがとうございます！シートベルト外す未遂じゃなくて外させちゃいましたが笑、UPしましたので喜んでいただけましたら嬉しいです！ (8月27日 23時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年7月20日 10時
