いたずらと対応力と（誠也/空野）2 ページ50
(正門side)
『あ、おんっ、それでなっ、』
ベッドからは降りたけど、
今度はせわしなく動いて
カーテン開けてみたり、しとる。
たけるくんって誰やねん、
クラスの子か？もうそんなん突っ込む間もないほど
Aがしゃべり続ける。
部屋1周してまたベッドに乗っかって
ピョンピョン飛び跳ね始めた。
正門「やから、
ベッドで跳ぶん、やめ。
さっき言うたで」
『はぁいっ』
お尻でベッドに着地して
反動で上下に揺れとる。
ホンマにこいつ大丈夫か？
とは思いながら、
一緒にご飯食べ行って
早めに寝かした。
翌朝はめちゃめちゃ早く起きた俺と違って、
Aはギリギリに起きたけど
寝起きと思えへんぐらい、
ホテル出るときから元気やった。
Aは何も調べんと付いて来るだけやから、
普通に手ぇ引いて駅のホームから電車に乗った。
でも、、、
『まさかどくん？これ、おりる駅書いてへんくない？』
電車の中の路線図見るの少し好きなAが、
俺が「この駅で降りるで」先言うといた駅がこの路線図に書いてへん、
て指摘してきた。
正門「え？そんなことないやろ」
言いながら、俺も路線図を見る。
…ん？
正門「ホンマや、え、これ…」
気づいた。めっちゃ似てる名前の違う電車に
乗ってしまったんかも。
『まちがえた？』
正門「間違えたな。」
冷静に言うたけど、内心焦ってる。
余裕持って
早めにホテル出たからたぶん遅刻はせえへんはず。
『おりるん？』
正門「おん、ごめんな、間違えた。降りて乗り換えよ」
改めてスマホで乗り換えを調べ直して
Aの手を引いた。
『まさかどくんもまちがえることあるんや』
正門「ごめんなぁ、地元ちゃうしなぁ」
それから電車乗り直して、
やっと楽屋入りした。
ホンマはもっと早く着いときたかったけど、
ギリギリ。
正門「間に合ったな」
『おん、よかったぁ』
朝早いけど全然眠そうちゃうAは、
楽屋の鏡の上の電気を、スイッチいじって
点けたり消したり。
正門「A、電車間違えたん気づいてくれてありがとうな、さっき」
『ん？おん』
今度は隣の席の鏡のスイッチを
入れたり切ったり。
相変わらず落ち着きないなぁ。
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めぐみ(プロフ) - なつきさん» リクエストいただいたお話、更新しました！気に入っていただけたら嬉しいです。感想お待ちしております♪ (9月5日 2時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - なつきさん» リクエストありがとうございます！凄い具体的でイメージ浮かびやすいです、ありがとうございます。最近書くペース落ちてるのでお待たせしてしまうかもしれませんが、楽しみに書かせていただきます♪ (8月29日 20時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - できたら正門くんが誠也くんに注意されてる所も書いていただけると嬉しいです！ (8月29日 3時) (レス) id: 8f7057a5d9 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - いつも最高の作品ありがとうございます！できればリクエストお願いします！正門くんと空野くんのお仕事で空野くんがイタズラばかりしてスタッフさんを困らせたけど、その日正門くんが失敗続きだったこともありお仕置きはせず。それが誠也くんにバレてお仕置き→ (8月29日 3時) (レス) id: 8f7057a5d9 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - あさん» ありがとうございます！シートベルト外す未遂じゃなくて外させちゃいましたが笑、UPしましたので喜んでいただけましたら嬉しいです！ (8月27日 23時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年7月20日 10時
