車内で動き回ったら（誠也/空野）2 ページ41
(晶哉side)
場の空気を変えるように珍しく誠也くんが
Aのほうを振り返って
「ホンマに何かあったらどうするん？
こいつ運転下手くそやで」
って大晴くんの運転ディスって笑ってる。
大晴「も〜なんでそんなん言われるん」
誠也「空野、大晴の運転で絶対何もないって信用できる？」
『できひん』
ニヤニヤしたAが即答して、
大晴くんが「なんやねんAまで」って
苦笑い。
晶哉「初心者マーク買ってきたら俺も運転する可能性あるから」
小島「A、絶対着けとき」
正門「危ない危ない」
『はぁ〜い』
納得したように見えたAやったけど、
いつもより拘束されてる状況に、
普段からよう動きまわるAは
途中で耐えられんくなったみたいで。。。
信号で止まったときに、
隣の隣からカチッ、と音がしたかと思うと、
あっという間に、Aがチャイルドシートから
下りて運転席と助手席の間のとこに
這っていっとって、
大晴くんの膝の上に頭乗っけるみたいにして
『なぁ、たいちぇ、あとどのぐらいで着く？』
って話しかけとる。
大晴「うわ、びっくりしたぁ…！」
小島「あっぶな、何してんねん」
大晴「びっくりした、ホンマにびっくりした、A、何…？」
晶哉「A、戻り」
俺らが言うてる間に
小島くんがAの体を抱き上げるようにして
チャイルドシートの上に戻して
手早くシートベルトを締め直した。
…んやけど。。。
誠也「おい、A。」
今度は振り返りもせん誠也くんが前から
低い声で呼んでる。
これは怒っとるときのやつ。。。
『…はい……』
Aも気づいて小っちゃい声で返事しとる。
誠也「そんなんしてええわけないやろ」
『だってぇ…』
誠也「大晴、どっか停めれるとこ停めて」
大晴「はい」
誠也くんの雰囲気に、大晴くんも「はい」しか
言えなくて、
コインパーキングに一旦車を停めた。
その間、正門くんがスタッフさんに
「Aがチャイルドシート降りたがって
言うこと聞かへんので、すんません、
一旦ちょっとだけ時間いただけますか」
とか何とか言うて調整してくれて
ロケ中断。
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めぐみ(プロフ) - なつきさん» リクエストいただいたお話、更新しました！気に入っていただけたら嬉しいです。感想お待ちしております♪ (9月5日 2時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - なつきさん» リクエストありがとうございます！凄い具体的でイメージ浮かびやすいです、ありがとうございます。最近書くペース落ちてるのでお待たせしてしまうかもしれませんが、楽しみに書かせていただきます♪ (8月29日 20時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - できたら正門くんが誠也くんに注意されてる所も書いていただけると嬉しいです！ (8月29日 3時) (レス) id: 8f7057a5d9 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - いつも最高の作品ありがとうございます！できればリクエストお願いします！正門くんと空野くんのお仕事で空野くんがイタズラばかりしてスタッフさんを困らせたけど、その日正門くんが失敗続きだったこともありお仕置きはせず。それが誠也くんにバレてお仕置き→ (8月29日 3時) (レス) id: 8f7057a5d9 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - あさん» ありがとうございます！シートベルト外す未遂じゃなくて外させちゃいましたが笑、UPしましたので喜んでいただけましたら嬉しいです！ (8月27日 23時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年7月20日 10時
