変わらない2人（正門/空野、大吾/那波）3 ページ20
(Aside)
『…那波くんここ入られへんかと思って
おれ入口まで迎え行ってん……』
とっさに誤魔化す。
大吾「嘘ついてもアカン。
俺が来たときもう2人とも居らんかったやん」
正門「そんな息切れして言う言い訳ちゃうやろ」
大吾「Aは相変わらず言い訳下手やな」
正門「ホンマにな。」
2人が話してるのを目の前で見ながら背中に
嫌な汗が伝う。
正門「とりあえず、そこの部屋あいてるな。そこ入るで」
手を引かれそうになって、
思わず手を引っ込めて正門くんを見上げる。
『もっ…もうすぐ休憩終わるやんっ』
正門「機材トラブルで休憩延びてん。
それ伝えるために探しててんけど。」
『えっ…！？』
なんでこのタイミングで機材トラブル…！
機材め…！
なんて恨んでも仕方ない機械を恨む間もなく、
正門くんに手を引かれて空き部屋に
連れて行かれる。
『まっ…待って…っ！そこやなくても…！』
絶対、こんな人居らんとこ連れて行かれたら
お仕置きやって。
正門「ん？ああ、それやったらここでお尻ぺんぺんがええ？」
大吾「ああ、それもええな」
正門「そのほうが反省できるんちゃう？」
大吾「廊下ならみんな通るしな。見てもらい？」
その会話に、おれも那波くんも真っ青。
那波「…っここではイヤです…っ」
那波くんは、
キレイなくすみブルーのTシャツの下から重ね着っぽく見えてる白いシャツの裾を
両手でぎゅっと握って下を向いて、
ほっぺたも耳も真っ赤になって泣きそうな顔。
大吾「それやったら中入り」
那波「っ〜…」
泣きそうな那波くんが
大ちゃんに背中を押されて先に入って、
おれは正門くんに手を引っ張られた。
『っっイヤやっ…おしりぺんイヤっ…！』
腰を引いて両足を突っ張って抵抗しても、
ずるずる引きずられる。
『イヤやってぇぇぇ…っ…イヤやぁっ…
うわぁぁぁんっっ…っ』
正門「ええから泣いてんと中入り」
『だって…っペンいややぁぁっ…っ』
大吾「Aうるさ…」
言いながら大ちゃんが笑ってる。
それから、部屋のドアを中から閉めた。
「相変わらずすぐ泣くなぁ」
『だって…正門くんがっ…っ…おしりぺんぺんてぇ…っっ…ふぇぇぇぇぇん…っイヤやぁぁ…っ』
両足で床を踏み鳴らして泣いてたら、
正門くんから「そこ座り」
言われて、ふたりとも正座した。
おれらの前に、正門くんと大ちゃんが
椅子に座る。
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めぐみ(プロフ) - なつきさん» リクエストいただいたお話、更新しました！気に入っていただけたら嬉しいです。感想お待ちしております♪ (9月5日 2時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - なつきさん» リクエストありがとうございます！凄い具体的でイメージ浮かびやすいです、ありがとうございます。最近書くペース落ちてるのでお待たせしてしまうかもしれませんが、楽しみに書かせていただきます♪ (8月29日 20時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - できたら正門くんが誠也くんに注意されてる所も書いていただけると嬉しいです！ (8月29日 3時) (レス) id: 8f7057a5d9 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - いつも最高の作品ありがとうございます！できればリクエストお願いします！正門くんと空野くんのお仕事で空野くんがイタズラばかりしてスタッフさんを困らせたけど、その日正門くんが失敗続きだったこともありお仕置きはせず。それが誠也くんにバレてお仕置き→ (8月29日 3時) (レス) id: 8f7057a5d9 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - あさん» ありがとうございます！シートベルト外す未遂じゃなくて外させちゃいましたが笑、UPしましたので喜んでいただけましたら嬉しいです！ (8月27日 23時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年7月20日 10時
