A! と驚く僕の夢14 (ページ9)

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怒られても、いい日（正門/）10※ ページ9

(Aside)

驚いとる間もなく、
膝の上にうつ伏せでお尻出してる姿勢に
逆戻り。
『うわぁぁぁぁぁぁぁんっっ！イヤぁぁぁぁぁっっ』

正門「イヤやな。」
落ち着いた優しい声やけど、
お仕置きを終わりにしてくれる気配はまったくない。

『まさかどくんっっ…もうおしり痛い…っ！』

正門「知ってる。これに懲りたらもう火遊びはせえへんこと。」

パンッッッ！！！

体が跳ねるぐらいジンッッッと痛い平手が
お尻の真ん中に振り下ろされた。

『っっっうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！いたい…っっごめんなさいっごめんなさいっごめんなさいっ…』

パンッッッ！！！
『っっぎゃぁぁぁっっもうせえへん〜っっっごめんなさいまさかどくん〜っっうわぁぁぁぁぁんっっもうヤっ…おしり…っヤ…っっ』

必死に逃げようとしてお尻を浮かしても、
おんなじとこに手形を重ねるようにビシッと叩かれた。

パンッッッ！！！
『っっっっ！！！！ぎゃぁぁぁぁぁぁっっ！！いたいよぉぉぉぉっっ！！うわぁぁぁぁぁんっっ』

ジンっジンっと痛いお尻に、
「終わり。」と
ずるっとパンツもズボンも穿かされて
膝の上にもう1回向かい合わせにだっこされて、

おれは抱きつくようにしがみついて
わんわん泣いた。
『っっわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっごめんなさいぃぃぃっっ』

正門「わかったんやったええよ。お仕置き終わり。」

『っっもうやくそっ…ぅっ…っやぶらへっ…っ』

正門「よしよし、わかったわかった」
両手で、頭の後ろも、背中も、
優しくぽん、ぽん、ぽん、とされて。
「約束守れるもんな。いい子やな」

『うわぁぁぁんっいたかったぁぁぁっ』

正門「痛かったな」

『おしおき…っおわらへんとっ…おもったぁぁぁ…っっ』
ぎゅっと抱きしめられて、自分の吐く息で顔がぼわっと熱い。

正門「ははは、そうやんな」

『…おわって…っよかった…っっ…もうやくそくっ…やぶらへん…っっ』

正門「わかった」

しばらく、優しく背中をさすってもらってたら、

たいちぇが「終わった？帰るで」て
ドアから入ってきた音がして、おれは顔を上げて
ドアの方を見た。

正門「わざわざ待ってたん？」

大晴「だって先帰ったらA拗ねるやろ」

『おん…っ』