A! と驚く僕の夢14 (ページ45)

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もう少し頑張るとき（誠也/空野、桐山/空野）6 ページ45

(Aside)

その日の夕方、
撮影終わって那波くんの寮に戻って、
那波くんと2人でお菓子食べてたら、
せーやくんから電話があった。
前乗りで東京来てるんやけど、
話したいことあるから俺のホテル来おへん？て。

やった！せーやくんに会える！

電話切ったあと、那波くんに
『せーやくん、今日東京居るんやって！
「話したいことあるから来おへん？」言うてくれた！
泊まり行ってくるー♪』
てすぐ言うた。

那波「そんな嬉しそうやけど、
「話したいことある」言われてるんやったら、
A、何か怒られるんちゃうの？」

那波くんには笑われた。

『え？？？いや、ないないない』

那波「今日の遅刻バレてるんちゃう？」

『えー…？大丈夫やって！せーやくんは知らんはず！』

那波「もう、Aはポジティブやな」

『だって、せーやくんに会えるもんっ』

那波「うれしそー」

おれは、簡単な着替えだけ持って、
出掛けた。
せーやくんが駅まで迎えに来てくれた。

(誠也side)

空野の撮影の様子とかも気になるし、
照史くんに今日東京居るんですけど的な連絡を
してみたけど、照史くんは仕事で、
ご飯とかは行けへんらしい。
でもその電話ついでに、

照史「誠也、Aってよう遅刻する？」

て聞かれて。
普段は、当たり前やけどほとんど遅刻なんかせえへん、
むしろ他のメンバーより空野は早く来てる。

誠也「普段はむしろ早よ来てることのほうが多いです。。。もしかして遅刻してますか？」

照史「2日続けて遅刻やって、昨日の撮影中も眠そうやったし、今日一発お尻引っ叩いて叱った。ごめんな。」

誠也「え…！ほんますんません！ちゃんと叱っときます！」

照史「ちゃうちゃう、誠也を責めるつもりやないから。そんな焦らんでも」

誠也「いや、でも、、、もっとちゃんと言い聞かしときます。ほんますんませんでした。」

照史「誰もメンバー一緒やなくてAひとりやし、ちょっと気ぃ緩んだんやろ」

誠也「ほんますんません。空野がなんや悪いことしてたらケツしばいて叱り飛ばしていただいてかまいませんので。。。ちゃんと躾けてへんとほんますんません。」

照史「いや、別に誠也のせいやないから。また今度ご飯行こな」