A! と驚く僕の夢14 (ページ35)

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迎えに来て！（正門/空野、大吾/那波）14※ ページ35

(正門side)

正門「わかったんやったらあと3回我慢できるな？」

『っ…っっ…うわぁぁぁぁぁんっっ！イヤっイヤぁぁぁっっ』

正門「我慢しなさい。これに懲りたらもう約束破らへんこと。」

泣いて嫌がるAの腰を押さえつけて、
赤くなってる小っちゃいお尻を軽めに素速く
引っ叩いた。

パンッッ！パンッッ！パンッッ！
『っっっふぎゃぁぁぁぁぁぁっっいたいぃっごめ゛んな゛さい゛ぃぃぃ…っっうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ』

正門「お仕置き終わり」

『おわりっ…！？おわり…！？』

正門「うん、終わったで」

『うわぁぁぁぁぁんっっ痛かったぁぁぁ…っやくそくやぶってごめんなさいぃぃぃ…っ』

正門「うぉっ…落ちてくな」

Aが足元にずるずるへたりこむように
下がってって膝に伏せるから、

抱き上げて膝の上に乗せた。
足を折り畳むようにちょこんと座って
赤いお尻見えてるAは、

涙だらけの泣き顔で俺の顔を見つめてくる。
『ごめ゛んなさい…っっ…っ』

正門「ええよ」

小さい汗だくの背中をぽんぽん、と優しくたたくと、
ぺたん、と額で寄りかかってきた。
『うっ…っ…ぅっ…いたかったぁ…っっ
ねむいぃぃぃ…っっ…』

正門「ははっ、眠いな。」

『…ほんまにっ…っおしりいたかったぁぁ…っっ…
まさかどくん…っ鬼や…ったぁ…っっ』

正門「こら、誰が鬼やねん」

『…ん…っ…っ…っ………』

正門「A？」

俺の耳元では、スースー寝息が聞こえる。

まだ小さい背中がひくひく揺れてるけど、
それもおかまいなしに
電池切れたみたいに寝てる。

正門「A、寝たん？」

その問いかけにももちろん答えることなく
寝てて、
仕方なくベッドに下ろそうとしたら
寝ぼけて「だっこぉぉ…っ…」
てしがみついてぐずぐずしてくる。

正門「何やの、寝てたんちゃうの？」

『…ん…っっ…ん…』
顔を見たら、幼い寝顔で目瞑ってて
無意識みたいな返事が返ってくる。

寝てるやけど寝ぼけてるAやから、
仕方なしにもう一度膝の上に抱っこし直して、
小さな背中を優しくとんとんする。