迎えに来て！（正門/空野、大吾/那波） ページ22
空野くん:小3、那波くん:小5、架空の関ジュコン地方公演設定
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(Aside)
今回は夏休みにライブがあって、
お泊まりたくさんで楽しい。
お泊まりのときは、
那波くんと一緒に、
中学生のお兄ちゃんたちの部屋で
夜にUNOをやるんにハマッて。
めっちゃ楽しいけど、
おれは全然勝たれへん。
『また負けた！もう1回！！』
「ええけど、A全然勝たれへんやん」
「那波、一緒にやったって？」
那波「はい。一緒やろ？A」
『いやや！ひとりでやる！』
おれだけ小っちゃいからって子供扱いせんといて！
那波「ひとりでやるん？」
『やる！もう1回！』
でもそのもう1回も負けた。
『〜〜っ！また負けた！もう1回！』
那波「A、もう1回やったら9時過ぎんで。」
『でももう1かい〜！』
「また明日やろうや」
『いやです！もう1かいやる！』
ずっと負け続けて泣きそう。
那波「もう、しゃーないな…」
「え、ほんまにやる？」
那波「やります、A泣きそうやし」
『やったー！もう1かい！』
そのUNOの途中で、
めちゃめちゃ眠なった。
「A。A〜！次、Aの番やで」
『ん〜、は〜い…』
「居眠りしてるやん」
「手持ちの札見えてるで」
みんなに笑われてるとき、
部屋のドアがノックされた。
「は〜い」
小島「A居る？」
「あ、小島くん。居ます〜」
小島「A、那波、部屋戻り？9時過ぎてんで。」
ドアのとこからけんちゃんに呼ばれた。
『いややぁ、まだ勝ってへんもん』
那波「A、もう戻ろう」
『なんでぇ。まだ終わってへんやん』
那波「そうやけど」
(小島side)
9時までに帰って来おへんかったAを
迎えに来たら、
めちゃめちゃ眠そうに駄々こねてる。
中学生以上は10時まで部屋移動OKやけど
小学生は9時。だいたいAはいつも寝てる時間やし。
那波は一応時計気にしとるけど。
小島「A、帰るで」
『え〜？いややぁ、けんちゃぁん』
中入ってええ？って俺は確認しつつ
中まで入って輪の中にいるAの
手札を取って返して、
Aを抱き上げた。
小島「そんなん言うて、
俺と大晴と同じ部屋やなかったら
もうお尻ぺちーん！てされてるで。絶対。」
『けんちゃんが内緒にしてくれたらええやん』
小島「そういう問題ちゃう」
那波「A、また明日にしよ」
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年6月23日 10時
