A! と驚く僕の夢12 (ページ43)

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焦った後の失敗（正門/大晴,空野、誠也/大晴）7※ ページ43

(大晴side)

パンッ！！！
『痛いよぉぉっごめんなさいっっうわぁぁぁぁぁぁんっ』

バチィンッッ！！
大晴「んぐっ…っ…」
必死に歯を食いしばったけど
固い指も手の平も当てられたお尻が熱くて痛すぎて
あまりの痛みに涙で視界が滲んだ。

パンッ！！！
『いたいぃぃっっ！うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！！』

バチィンッッ！！
大晴「ひぃっっ…っ…」
堪えようとしても痛みで変な悲鳴が出てしまって
恥ずかしくて口を閉じた。

『もうせえへんっごめんなさいぃぃっっ』

正門「A、手ぇ出さんとき」

『イヤやぁぁっもうイヤぁぁぁぁっ』

隣のAがぶんぶん首を横に振って泣いてる。
お尻隠してるみたいで。

正門「A？反省してへんねんな？」

『ちがうっ…ちがっ…痛いからイヤやぁぁっっ』

正門「そうやってお尻隠してるんやったら、
あとでAは膝の上でお尻ぺんぺん50回な。」

『ごじゅっ…！？…っっイヤやぁぁぁっっふぇぇぇぇぇぇんっ』
泣きながら手を引っ込めたA。

正門「次また手ぇ出したら、泣いてもお尻ぺんぺん50回やで」

『うぇぇぇぇぇんっっイヤやぁぁっっごめんなさいぃぃっ』

左隣のAが、泣きながら、
俺の左手をギューッと握ってきた。
こっち見る余裕はないみたいやけど。

パンッ！！！
『痛いよぉぉぉっっ』
手をギューッと強く握ってきて
隣でAが痛みに身を捩ったのがわかった。

バチィンッッ！！
大晴「っあぁっっ……」
我慢しようとしても痛くて声が出て、
Aの隣でそんなん恥ずかしくて
必死に我慢しようとする。

正門「遊んでて遅刻なんか許されへんで。」

パンッ！！！
『うわぁぁぁぁぁぁん！！ごめんなさいぃぃっっ』

バチィンッッ！！
大晴「！うぁぁっっ…」
勝手に声が涙声になって、
恥ずかしくて、あいてた右手で口を塞いだ。

正門「みんなに迷惑かけて」

そのあと、交互に連打されて
あまりの痛みに、
俺は涙がボロボロ溢れてきた。
もう恥ずかしいとかやない、痛い。
お尻が燃えそうに熱くて手が当てられるたび
痛すぎて。
隣でAも泣き喚いて足バタバタしてるし。

パンッ！バチィンッ！パンッ！バチィンッ！
パンッ！バチィンッ！パンッ！バチィンッ！……

『いや゛ぁぁぁぁぁっいたいよ…っいたいよぉぉっっ！ごめんなさいっもうせえへんっっごめんなさいぃぃっっ！！うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！いたいぃぃぃっっ』

大晴「んぅぅっ……く…っっ…ん…っっ」