A! と驚く僕の夢12 (ページ41)

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焦った後の失敗（正門/大晴,空野、誠也/大晴）5 ページ41

(大晴side)

今日倒れかけておいて、絶対ムリすんな
いう圧を感じたけど、
体調は残念ながら今は本当に大丈夫やったから

大晴「無理してへん、大丈夫」

て答えるしかない。

正門「それやったらええけど」

俺の隣でAがそわそわして落ち着かへん。

正門「それで？なんでリハ前にプール行ってん？」

『……おれが一緒行きたいて何回も言うたから……』

正門「百歩譲ってプール行ってもええけど
遅刻したアカン。俺らだけやないで
みんな待たしてどうするん？スタッフさんたちにも
迷惑かけて」

『……たのしすぎて時計見てへんかってん……』

正門「そんなんアカンで。
お仕置きやな。お尻出し」

『！！』
Aが一歩後退ったのが見えた。

大晴「まっさん、Aの分は
俺がお仕置き受けるからAは許したって」
気づいたらAの前に立ってた。

正門「……大晴、なんや勘違いしてへん？」

大晴「え？」

正門「「プール行こ」言い出したんAかもしれへんけど、今日のは普通に大晴も悪いで。
Aのこと庇ってるつもりやろけど。
庇えるような立場ちゃうで。」

大晴「っっ」
そんな風に言われて
恥ずかしくて悔しくて唇を噛んだ。

正門「何をリハ前に無理させてるん？
それに、時間見てなくて遊んでて遅刻なんか、
子どもの言い訳やろ。そんなん通用せえへん。
遅刻するのに連絡せえへんし、
こっちから連絡したら嘘つくし、遅刻して焦って
水分補給も自分もせんとAにもさせんと
無理してリハ中に
倒れかけるなんか、許されへんで。
何やと思ってるん？明日ライブ本番やで。」

大晴「そんなん言われても…！」
あまりにも正論で言い返せへんのに
言われたなくて。

正門「大晴もAもお仕置き。お尻出し」

大晴「俺も…！？」

正門「何？さっきはAの分も受ける言うてたやろ」

大晴「でも…！」

俺が言うてる間に、

Aは抱えられてズボンもパンツも脱がされて
ソファの座面に膝着かされて
背もたれに上半身乗せられてる。
Aは小さいから、背もたれの上に顔と腕出した
みたいな状態でお尻こっち向けてて、

正門「そこでそうしとき。動いたら
お尻ぺんぺん30回追加な」

って言われて泣きながら動けへんようになってる。

え…？いつもみたいに膝の上ちゃうの？

って思ってたら、

正門「大晴、Aの隣並んでお尻出し」

言われて「は…！？」って思わず時が止まった。