A! と驚く僕の夢12 (ページ5)

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力は強いけど（大橋/、誠也/）2 ページ5

(Aside)

『…でもっ…おしりぺんぺんイヤやぁぁぁ…っ…』
泣きながら地団駄踏んでジタバタしてても
手を引かれて連れて行かれる。

大橋「イヤやなぁ。なんでそうなったか
A、よう考え？」

『ふぇぇぇぇぇぇんっイヤやぁぁぁ…っ！』
全然、力では敵わなくて
腕を引かれると付いて行かされるみたいになる。
この前みたいなお尻ぺんぺんは絶対イヤ…！
でももう逃げられへん。。。

正門「A、何してるん？」

『まさかどくんっ…！！』

大橋「那波とA、また鬼ごっこして、階段の上から猛スピードで駆け下りてきて俺にぶつかってん」

『…っ…それっ…で…っ…おしりぺんぺんやって…っっおおはしくんがぁぁ…っっ…』

大橋「まだ何もしてへんのに泣き過ぎちゃう？」

『だってぇぇぇ…っ…おおはしくんのっ…っおしりぺんぺんめっちゃ痛い…っもんっ…っ…いややぁぁ…っ…』

正門「はっすん、ひとりで2人は大変やない？」

大橋「大丈夫、すぐ終わらすから、正門、任せて」

正門「それやったら、はっすんに任しときますー」

『いややぁ…っ…まさかどくんっ…たすけてやぁぁ…っ』

正門「助けへんでA。反省して来なさい。」

『うぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんっ』

大橋くんの楽屋に連れて行かれて、
「2人ともそこ座り」
言われて那波くんと並んで正座した。

『…っ…ひっく…ひっく…』

大橋「A、もうめっちゃ泣いてるなぁ」

『だってぇぇぇ…っ…っ…』

大橋「那波、あんなとこ走り回ってええの？」

那波「だめです…ケガするとこでした…」

大橋「わかってて走ってたんはなんで？」

那波「…ちょっと楽しなって…夢中になりました…」

大橋「Aは前も見んと走ってたしなぁ」

『…だって…っ…それは…っ』

大橋「ん？“だって”何なん？A、何か言い分があるんやったらちゃんと聞くで」

優しくそう言われて逆に追い込まれる。
お仕置きなしにしてもらえるような、
ちゃんとした理由なんてない。。。
『…ひっく…ひっく……すぐやめようと…っ思っとったけどっ…めっちゃ楽しなった…っからっ……那波くんのことしかっ…見てへんかってっ……っ』