A! と驚く僕の夢10 (ページ10)

今日:4 hit、昨日:14 hit、合計:32,844 hit

いたずらっこの1日（正門/）6 ページ10

(Aside)

大吾「A、ちゃんとそこ立ってなさい」

『うわぁぁぁぁんっっいややぁぁっもういやぁぁっ
もうせえへんからぁぁっっ』
おれは、おしりぺんっされたのも痛くて
泣きながら体ごと振り返って大ちゃんにしがみついた。
『ごめんなさいっもうゆるしてぇぇっっごめんなさいぃぃっ』

大吾「痛かったんやんな」

『いたかったぁぁ…っおしり…っもういたいのに…っ
ふぇぇぇぇぇぇんっっ』

大吾「わかったから、それやったら1分でええから
そこ立って反省しとき」

『うわぁぁぁぁぁぁんっっ』
大ちゃんも声は優しいけど
おれの体を引き離してもう1回
壁向いて立たされた。
『あぁぁぁぁぁんっごめんなさいぃぃぃっ』

ひりひりのお尻を両手でさすってたら、
一度両手を優しく掴まれて体の横に付けられたけど、

手を離されたらまたお尻がひりひりで
さすってしまう。

正門「もうそうしててええから、
よう反省しとき。那波が可哀想や」
苦笑いの正門くんの声が聞こえる。

おれがお尻さすって泣いてる間も、
隣の那波くんは、ひっくひっく泣きじゃくって
赤いお尻はさすらんと我慢してて、

大吾「もうええよ。反省できたやんな」

って那波くんは大ちゃんに抱きしめられてから
「うわぁぁぁぁぁぁんっっ」って泣いて
お尻もよしよししてもらってた。

正門「Aももうええよ」

そっと、正門くんの手でズボンを上げられて、

振り返ったらぎゅっと抱きしめられた。
「…うっ……うっ…うわぁぁぁぁんっごめんなさい…っ
もうろうかでっあそばへんっっ…あぁぁぁんっ
しょうかきでもっあそばへんっっ…」

正門「そうやんな」

優しく背中をさすられて、安心する。
『うわぁぁぁぁぁぁんっっ』

正門「危ないから消火器で遊んだアカンで。」

『おんっ…ひっく…ひっく……』

優しい手で包まれるように、
そっと抱っこされて、

正門くんが座って膝の上で抱っこで
ぎゅっとされて、優しく背中をとんとんとん…てされた。

正門「Aもよう次から次にいたずら思いつくなぁ」

『ごめんなさい…っ…』

正門「そのひらめきはええけど」

叱られてるのか褒められてるのかようわからへんけど、
背中とんとんされて安心する。