一緒にやったけど（リチャ/大晴、正門/晶哉、誠也/）11※ ページ42
(晶哉side)
正門「そんな子どもみたいに泣くことなる前に、
今度からやる前にやめとき？」
バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！…
「ごめんなさいっっごめんなさいぃぃぃっっ…痛いっ…痛いよぉぉ…っっもうしませんっっ」
もう、恥ずかしいとかどうでも良くて、
ホンマにお尻が痛い。
正門「足バタバタさせんといて」
そんな落ち着いて言われても、ムリやって…！
バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！バチィンッ！…
「だって…っっ！痛すぎてぇぇぇ…っっっ…ひぃっ…ひぐっ…ひぐっ…」
勝手に足が蹴り上がってジタバタしてたら、
何かが両足にズシッと乗った。
そのときだけ手が止まって、
やっと振り返ったら……
晶哉「せーやくんっっ…！？」
泣き顔で振り返って目が合ったのも恥ずかしいけど
それどころやない。体重かけてほぼ乗っかられて
足を押さえられとる。
Aは…！？さっきまで誠也くん、
Aのお仕置きしてたやん…！？
って思ったら、壁んとこ立たされてAは
こっちにお尻向けてびーびー泣いとる。
嘘やろ…
誠也「何を子どもみたいに暴れとるん？」
晶哉「だって…っ痛すぎて…！！っ…」
泣きすぎて喋る合間にヒィヒィ声が出てしまう。
誠也「Aも同じように受けたんやから我慢しい。
佐野が暴れたら正門も無理やろ」
いや！！絶対同じやない！！
不意に鏡に写った自分が見えて、
お尻真っ赤に腫れとるし手形もくっきり見える…！
同じやない…！当たり前やけど…
誠也「思いっきり痛くしとき。入ったアカンとこ入ったんも、Aを止めへんかったんも、しっかり反省させな」
ってわざわざ誠也くんが正門くんに言うたのが聞こえて、
思わず「いやや…っっ！！」って大っきな声で
言うてしまった。
正門「はぁい」
バチィンッッッ！バチィンッッッ！バチィンッッッ！…
「っっっ！！うわぁぁっっっいたぁぁぁっっ…！！
痛いっっ…痛いぃぃぃっっ！ごめんなさいっっごめんなさいっっほんまにもうしませんっっ正門くんっ…もうゆるしてぇぇぇぇっっっ！！」
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年2月28日 22時
