A! と驚く僕の夢10 (ページ22)

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普段とちがう人から　那波スピンオフ（大吾/）11 ページ22

(sideなし)
翌日の夜、部屋で待っていたらAが
帰ってくるなり言ってきた。
『那波くんっ、大ちゃんおしりぺんぺんときだけなんであんな鬼になるんっ？』
手を洗いながらも、勢いよく言って、
手を拭いたらAは洗面所から飛び出してきた。

那波「大吾くんに叱られたん？」
言いながら、那波は昨日のことを思い出して、
お尻がムズムズした。

『今日、ひとりで仕事やって、スタッフさんになまいき言うてたら大ちゃんに見られてて、あとでおしりぺんぺんされた…』
Aがパンツを膝まで下ろして、
後ろ向いてお尻を見せられた。
『見て！ここ痛くされてんっっ痛いとこずっとぺんぺんされてんでっ』
指さして珍しいものを見せるように言われても、
大して腫れてもいないし、
お尻が赤くなっている程度。

那波「大吾くんに叱られたのにそんなんで済んだんやったら、A小さいから手加減されたんちゃうの」

ちょっと悔しくてAのお尻をツンツン突ついた。
『やめっ…やめてやぁぁっ』
Aは飛び退いて、慌ててお尻をしまった。
『ほんまに痛くされてんっっ』

那波「痛かったんやろけど、大吾くんに叱られたらそんなんで済まへんって。俺、昨日お尻ぺんぺんされたとこまだ痛いもん」
昨日厳しく叱られて、まだほんの少し痛むお尻を
そっとさする。

『ええー…大ちゃんに怒られへんようにしとこ…』
ボソボソ言うAに、

那波「絶対そうしとき。」
と実感を込めて言う那波だった。