A! と驚く僕の夢10 (ページ48)

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一緒にやったけど（リチャ/大晴、正門/晶哉、誠也/）17 ページ48

(小島side)

別室で、スタッフさんとコントの打合せしとって、

資料持って考え事しながら楽屋のドア開けたら。。。

小島「え…！？」

これは何なん？何が起きた？

一瞬、一歩下がって廊下に戻ってドアをまた閉めた。

え？いや、でも俺らの楽屋やんな。

ドアを開けて入ったら、
見間違いやなくて、Aはお尻真っ赤で
下何も穿かんと
『ごめんなさいぃぃぃぃぃっっうぇぇぇぇぇぇぇんっっ！』
って泣きながら壁向いて立たされてるし、

それより何より、
晶哉がまっさんの膝の上でわんわん泣いて
足に誠也くんに乗られて押さえられて
お尻真っ赤に腫らしてるし、

大晴は「ごめんなさいぃぃっっ！！うわぁぁぁぁっっ」
って子どもみたいに泣いとって
尋常やない勢いでリチャくんにお尻叩かれてるし、

え…！？何が起きたん…？
Aだけやなくて晶哉と大晴まで…？

どこ行ったらええか右に左に一歩進みかけて戻って、
一歩進みかけて戻って、
わけわからん動きをしてたら、
Aの足の傷が目に入った。

思わず、壁際のAのところに行った。

小島「A、足痛いん？」

『…っっ…』
俺の声にびっくりして見上げてきたAの顔は
涙でぐしゃぐしゃ。

小島「ケガしたんやろ。足痛い？」

『…っ…あしは痛ないぃぃ…っっさっき…っまさかどくんがっ…くすり…っぬってくれたぁぁ…っっ』

小島「そうなん？」

『あしやなくてっ…っおしりいたいぃぃ…っっうわぁぁぁぁんっっ…せーやくんにっ…いっぱいおしりぺんぺんされたぁぁぁっ…』

小島「A、何をやらかしたん？大晴と晶哉も一緒？」

『…はいったアカンとこ…っ行ってみた…っっ』

小島「さっき言うてたとこ？」

『おんっ…ひっく…ひっく…っ』

小島「せやから止めたやん。」

『けんちゃんの…っ言うこと聞いといたらよかったぁぁぁぁっっとじこめられてん…っスタッフさんが気づかんと閉めて…っっ』

リハ終わったあと真っ先に走ってきたAが、
俺のこと誘ってきて、
入ったアカンドアのとこ入りたい、言うてきたから、
危ないからやめとき、て俺は打合せもあったし
一応止めてから離れたけど、
あのあと大晴も晶哉も誘ったんか。

それでこの阿鼻叫喚……。。。