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「お兄ちゃんは相変わらずだなぁ」
みんなと笑っていると、今度はとしみつくんが私に近寄る。
「ごめん、あの時手出したりしたから」
「あの時は私が悪いよ、手払っちゃったりしてごめん」
お互いに謝ると、としみつくんが手を差し出す。
握手?そう思いつつ私も手を差し出すと、
としみつくんは私の手を掴み、ぐいと引っ張る。
そのまま私はとしみつくんの腕の中へ。
「へっ」と間抜けた声が出てちょっと恥ずかしい。
「りょうにばっかりあんなことさせんなや」
怒りを含んだような、そんな声だったけどその後の小さく、
「…嫉妬するがや」と照れたような声に少し驚いた。
またしても兄が
「くそっ、としみつまで!」
なんて言いながら暴れだしたから、
虫さんにしばゆーとゆめまるくんも加わって3人で兄を抑えてた。
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作者名:リオ | 作成日時:2018年9月10日 7時