43話 ページ45
夜
暗殺の準備をする
あとは、巫女服を着る
巫女服は政府に行くときと暗殺の時しか着ることはない
そして最後に長い髪を青いリボンで結う
これで審神者『響』の完成だ
「さーて、行くか」
気合いを入れる
何故そんなに気合い入ってるかって？
それは、このブラック本丸の審神者暗殺は俺だけがする権利を持っているから
ターゲットの本丸に着いた
「うわっ、くっさ」
いつも思う
何でブラック本丸は何処もこんなに血生臭いのだろう
今回のターゲットは女だから更に香水臭い
まぁ、でも今回はマシだな
酷い所はもっと汚い霊力が漂っている
俺は、霊力を辿りターゲットの元へ行く
「三日月はどうしたのっ！いつになったらつれてくるのよっ！」
障子の向こう側から声が聞こえる
どうやら此処の本丸には三日月宗近はまだ来ていないようだ
＜スパンっ＞
俺は障子を勢い良く開ける
そこには傷だらけの一期一振、鶴丸国永がいた
「えーっと、審神者名『リノア』
貴様の本丸はブラック本丸と認定された
よって貴様は死刑だ」
一期一振と鶴丸国永は唖然としている
そんな中リノアは叫んだ
「何よあんた！死刑って……此処は私の本丸よ！」
「お前、三日月宗近が来ないんだって？
当たり前だ
お前みたいな暴力的で霊力の汚い女の所は来たいと思わないだろう」
そう言うとリノアが怒りだす
「な！なんなのよ！一期！鶴丸！この女を殺して！」
リノアが命令する
しかし、一期一振も鶴丸国永も動かない
おそらく言霊を使ったつもりなのだろう
「なんでッ！なんで動かないの！」
リノアは驚いている
「この本丸全体にはもう既に俺の霊力が充満している
今更足掻いたって無駄だ
……さらばだ」
俺は右手でリノアの顔を触り個性を使った
リノアは顔から崩れていき最後には灰になった
「…………ミッション………コンプリート」
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漢らしく(プロフ) - 氷翠さん» こんな作品を読んでいただきありがとうございます！そう言っていただくと更新頑張れます！ありがとうございます！ (2019年10月7日 15時) (
レス) id: 72d04f0ace (このIDを非表示/違反報告)
氷翠 - 既に！？既に何ですか！？気になります！更新ファイト！ (2019年9月30日 22時) (レス) id: 3797fcfa5c (このIDを非表示/違反報告)
漢らしく(プロフ) - あなや〜さん» ありがとうございますぅ！（嬉し泣き)忙しくなかなか更新できないかもしれませんがこんな俺の初作品をよろしくお願いします（土下座) (2019年8月27日 14時) (レス) id: 72d04f0ace (このIDを非表示/違反報告)
あなや〜(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしています！ (2019年8月25日 21時) (レス) id: d50768ae5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：王子 | 作成日時：2019年7月8日 10時
