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Kazuya side
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仕事でたくさんミスをして怒られた日の帰り道だって、丈くんのことを考えたら暗い気分もどこかへいってしまう。
今日は前から約束していた鍋の日で、材料は仕事終わりに丈くんが買ってきてくれるって。
楽しみやなあ、なんて呑気に鼻の下をのばしていた仕事中の自分がアホみたいだ。だって電車から降りたそこには、
「あ、来週の出張のとき買ってきましょーか」
「えー！丈くんありがと〜」
「ふふ。女性ってそーいうの好きですよね」
同じ会社の人らしき女性と話す丈くんは僕に気付かずその場を去っていく。
立ち尽くす僕を迷惑そうに早足で追い越す人がいることに気付いたときにはもう、その姿は見えなくなっていた。
(…いつから、こんなに欲張りになったんやろ)
付き合う前はずっと僕の片想いで、丈くんに彼女ができても平気なふりをして、怪しまれないように自分も彼女を作って。
やっと思いを伝えることができたのは社会人になってからの話で、だからこそチャンスは無駄にしたくなかった。
重い恋人にだけは、なりたくなかった。
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りーぽむ(プロフ) - .さん» ご指摘有難うございました。以後気をつけます。 (2019年10月20日 19時) (
レス) id: 8c031656fe (このIDを非表示/違反報告)
. - 注意コメ消すとかする場合、即、違反報告しますので。無断転載は立派な犯罪になりますので。 (2019年10月19日 23時) (レス) id: 4e162cc742 (このIDを非表示/違反報告)
. - アイコン画像などにジャニーズなどの芸能人の画像を使用するのは無断転載っていう犯罪になりますよ?なので変えてくださいね。いくら、加工画でもアウトなので‥。運営または、サーバー警察に通報しときます。 (2019年10月19日 23時) (レス) id: 4e162cc742 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぽむ | 作成日時：2019年10月16日 23時
