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『ただいま、』
「「おかえり、」」
『おぉ、みの。元気？』
「ちょー元気。ただちょっと欲求不満。」
「『何がだよ！！』」
意味不明な言葉を発していると思ったら、動画の撮影中だったらしく、
ジローとみのはふたりして酔っ払っている。
ジョージはため息をついてスリッパで2人の頭を気持ちよく殴った。
「「いた...」」
『...ねぇ、ジロー、くっつかないで、酒臭い。』
「おかえりー、」
『みの。それさっきも言ってたから大丈夫。』
「Aー、」
『ジョージ、どさくさに紛れて触らない。』
ワチャワチャと幼稚園のような現状に溜息をつき、
バッと離れて冷蔵庫から缶ビール(銀色のやつ)を出してクイッと飲む。
『うんま...』
「俺も飲む。」
ちょこちょこと寄ってきて横でビールのタブをプシュッと開けるジョージ。
『それあたしのアサヒ。』
「買ってくるから、」
『んー、許す。』
みのがゴロゴロと転がっていて、その脇腹を思いっきり叩いて起こす。
『ほら！！ベッドで寝ろ！！風邪ひく！！』
「んぁあー...」
動画撮影が無く、一日OFFだった今日はみのの髪の毛は落ち着いている。
って言っても天然パーマに変わりはない。
『いいな、天パ。私は髪巻いてもこうなる。』
「ギャルみたいな髪色して何を言う。」
『ジョージはちょっと黙ってて。』
気づけば時計の針は夜中の２３：３０をさす。
『寝るか....』
「ねぇ、」
『ん？』
「さっき何もされてない？」
『え...？....あぁ、大丈夫だッ？！((
女らしさも可愛げもない声を出して、ジョージの方へ倒れ込む。
『いって....なになになに...』
腕を思い切り惹かれて腕の中。
たとえ身長の小さいジョージでも、私をすっぽりと覆う。
何を思って抱きしめてきたのかは分からないが、とっても落ち着けるものでは無い。
今までハグなんてアメリカでは数多くしてきたけど。
なんかおかしい。
ジョージの肩に顎を乗せてぼーっと壁を見つめると、
カレンダーにはなにか文字が書いてあった。
その文字が解読できた瞬間、固まった。
『え...？』
「あ、わかっちゃった？俺たちさ、日本戻るんだよね。」
『え...』
「A...」
『なんで...なんで...？』
「いろいろ？」
『....私も行く...』
「音楽もウェディングも、ここに置いてくの？」
『夢は諦めたくないけど...
それ以上に...カリブラと過ごす時間を諦めたくないの、』
「納得。好きにしなさい、」
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ぱりちゃん(プロフ) - なんか私も上から目線だったらすみません… (2017年1月6日 6時) (
レス) id: f84127b206 (このIDを非表示/違反報告)
ダイスケ(プロフ) - まじすか？！ありがとうございます！すいません...足りない英語力が...(> <)直しておきますね！ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m (2017年1月5日 23時) (レス) id: e508cab75b (このIDを非表示/違反報告)
ぱりちゃん(プロフ) - すみません…I'm going nowじゃなくてI'm coming nowといいます。あまりにも気になったので…だけど、いつもこの小説楽しみにしてます！これからも頑張ってください！！ (2017年1月5日 20時) (レス) id: f84127b206 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダイスケ | 作成日時：2016年10月17日 1時
