音華学園高等学校 (ページ15)

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学校生活2日目新人戦4 ページ15

｢次は……梨乃と遊馬ね。｣

次は2人とも人間か。
見物だねぇ…

あ、思わず顔がにやけた

｢小夜、気持ち悪いよ｣
｢後で覚悟しとけ｣
｢ひぃぃ…怖い怖い｣
｢てめぇの耳引きちぎんぞ｣
｢ごめんなさい｣

｢よーい、スタートー！｣

大太刀と銃。

スタートの合図があってからは簡単。
大太刀の懐に入った銃の勝ち。
つまり

｢遊馬くんの勝ちー｣

｢っと。これで全部かなー｣
｢へ？後は戦わないんです？？｣
｢うん。じゃあ午前中の授業は終わり！午後は教室に居てね〜。はい！解散っ｣

戸惑う者も入れば早速帰る者、その場で話始める者とばらばらになった。

｢んじゃ、私たち生徒会もお昼行こっかー｣

はーい、とかばらばらな返事をして柚月さんの後をついていく。
｢どーだったー？しのちゃん｣

東雲奏採(しののめかなと)
生徒会メンバーの1人
音使い、というより聴覚使い
どんな音も逃さない

｢んまぁ、いいやつばっかじゃないですか。場数踏んでるやつもいるし、頭キレるやつもいるし。てか、あの砂諌ってやついたじゃないですか？あの子やばいですね。｣
｢え、やばい？｣
｢はい。やばいです。｣
｢んー…なるほどね。粒ぞろいってことか。楽しくなってきたねー小夜｣
｢……まぁ、そーですね。｣
｢え、わかってないの俺だけ？！何がやばいの？！｣
｢うるさい犬｣
｢しのちゃん？！！！｣

生徒会はみんな仲良しです。