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入部した次の日の朝
早めに部室掃除に向かったら
もう信介さんはいた
北「はやいなぁ？」
当たり前に掃除する信介さんに
「すみません……先輩より遅く来てしまい……」
北「？俺のはルーティンや。当たり前やからいいんよ。」
信介さんは当たり前に毎日丁寧だった
何をしても所作が綺麗で
1つ1つ丁寧で
指先を見たら綺麗な手
毎日掃除したりしてるのに
スラリと白く綺麗な指
侑治の後ろを護り
エースをフォロー
それらも信介さんは当たり前にした
見習いたい
手本にしたい
そう思った
次の日昨日より更に早く部室に行ったら
信介さんはいなかった
急いで掃除や洗濯、ボールやドリンクの用意をした
30分後信介はびっくりしていた
「先輩より早く来るのは当たり前なんです！」
そう言ったら
キラキラな笑顔で
綺麗な指で
頭を撫で
当たり前に
「Aありがとうな！」
そう言った
それがどうにもならないくらい
嬉しかった
恥ずかしい、けど触れて欲しい
この人はちゃんと見てくれる
それがきっかけ
毎日１回は頭を撫でてくれるようになり
私を日常に入れてくれた
それがなにより嬉しかった
「と、、まぁこれがきっかけですが覚えてます？(笑)」
北「ｯ/////」
真っ赤な信介さん
ぼんやりでも分かる
真っ赤にして照れる癖
「クスクス//照れてますね」
北「自分の当たり前を誰かが目標にして、真似して目指してくれる……それってこんな嬉しいんやな//」
太陽みたいな笑顔
笑うとまゆが下がり目尻に1本深く笑い皺ができる
それが好き
「……ﾁｭｯ」
自分からキスなんてした事ない
恥ずかしくて布団を被り後ろを向く
北「……無理や。逃がさん。」
腰にはまた硬いものが当たっていた
北「ｯはぁ、かわいすぎっ……こっち向いて……」
向かされまたキスの嵐
信介さんのキスは脳を溶かす
気持ち良くてもっともっととせがんでしまう
そしてまた深く愛し合った
大丈夫
見えなくても
貴方の表情わかるから
気づけば寝ていた
目を覚まし横を見たらしっかり信介さんが居るのが見えた
今日もまだ見えてる
安心した
＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
9月
侑のユース試合を見に行った
新しいチーム
新しい仲間
及川徹
牛島若利
またすごい人たちとバレーしていた
10月
信介さんと天音と紅葉を見に行った
天音はママァと呼ぶようになった。
パパだよ！と毎日言い聞かせた信介さんに皆笑った
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waka(プロフ) - 一気読みしてしまいました！！本当に面白かったです！これからも頑張ってください！！ (5月5日 16時) (
レス) @page37 id: 140287e0ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椎名りら | 作成日時：2023年12月22日 14時
